ボート神里、競輪河内の異種競技トークショー開催／伊勢崎

3R発売中に伊勢崎オートレース場のメインステージでボートレーサー神里琴音選手（21＝福岡）とガールズケイリンの河内桜雪選手（22＝群馬）のトークショーが行われた。

ボートレースとガールズケイリンと公営競技というカテゴリーは同じだが、神里選手と河内選手はこの日が初対面。ただ、白いノースリーブ姿で黒いパンツ姿と示し合わせたようなペアルック。河内選手が「気が合っちゃったかも！」と話すなど初対面ながらも相性の良さをうかがわせる、なごやかなトークショーだった。

選手になるきっかけを神里選手は「私は沖縄出身なんですけど、テレビでボートレースの特集番組を見たのがきっかけです。それで興味がわいて、中学校卒業して、（ボートレーサー試験を受けて合格し、すぐにボートレーサー養成所に）入りました。決めちゃったら突っ走っちゃいました」と話せば、河内選手も「私は親戚に競輪選手がいて、父も目指していた時期があったので...。地元の競輪場で初めてガールズケイリンを見て。それが小学校6年生の時で、それを見てなりたいと思いました」2人とも小さな時になりたかった公営競技選手という夢をかなえて、切磋琢磨（せっさたくま）している。

お酒に関するトークでは、2人とも「飲みます」と即答。神里選手は「最近はビールがちょっと飲めるようになりました。レース後はみんなで（お酒を）飲んで...」と、ビールのおいしさに気が付いたそうだ。

河内選手も「そんなには飲めないんですけど、同期と行った時とかレースが終わった後とかにはアドレナリンが結構出ている状態なので。寝られなくなったりするから、開催が終わったら飲んでほどよく酔って眠るみたいな...」睡眠導入的な役割でお酒をたしなむと話した。

トークショー終盤の写真撮影タイムでは、2人とも柔らかな笑顔で、詰めかけたファンの撮影に応えていた。