【日刊提供】ボートレーサー峰竜太が初生オート／伊勢崎

ボートレーサーの峰竜太（40＝佐賀）が伊勢崎オートレース場でトークショーを行った。

アロハ～ポーズでメインステージへと登場した峰竜太は、1Rを走路のフェンス際で見ていたと話す。

「僕は今まで1回もオートレースを生で見たことなくて。でも、すごいかっこよかったです」と初オートレース観戦の感想を伝えた。

トップに立つ選手の振る舞いを聞かれると「結局、人とどう違えるかってことで。（メジャーで活躍中の）大谷翔平さんのような才能は自分にはないと思ったので、だったら突き抜けて目立つことが大事かな、と思って。自分で言うのもなんなんですけど（ボートレーサーで）自分より強い人はたくさんいるんですよ。でも、やっぱり自分がお金を生んで、人気を生んでと思うので、それが自分の秘訣（ひけつ）と思います」と、突き抜けて目立つことをファン獲得の原動力にしていることを明かせば、ボートレースの整備に関しては「他の人ならあきらめるエンジンでも、諦めなければ直ってくれたりもするので。そういう気持ちも含めてレースに乗せられるのでは、と」強い気持ちで整備に挑むことも伝えた。

思い出のレースを聞かれると「1回目のボートレースグランプリ（18年）と、オールスター（21年）の優勝。ファンのおかげでここまでの栄光をつかめたんだなと」振り返った。

レースに臨むルーティンは「ゼロにしてます」という峰。「運とか頼らず生きていくと決めたので。負けたのも自分のせい、勝ったのも自分のおかげ。なので勝った時には自分に感謝してます」。

弟子に対する指導に関して問われたら「簡単に言うとあまり口では言わないです、自分が動いて背中で見せると。そういう先輩方がかっこいいと見ていたので。大事なのって憧れられることなんですよ。それが説得力になる。同じ言葉でも憧れられると破壊力も出るので。ぶっさすようにしています」とすべて、峰竜太流の指導方法などを話し、ファンから盛大な拍手を浴びていた。