山陽
地元山本翔グレード戦初Vへ突っ走る/山陽
地元の山本翔(32=山陽)が、有吉辰也との接戦をものにしてグレード戦初優出を決めた。
準決勝戦9Rで4番車の山本は、試走1番時計3秒34の威力を見せた。2周2コーナーで前団の紛れを突いた有吉がインから進出すると、山本がマークして2番手に上がった。そして、3周3コーナーで有吉が外に浮いたところを差し、その後はペースを守って勝利を手にした。
「エンジンに余裕があるから、多少遅れてもさばいていけるかな、という感じだった。前の展開も見えた。コーナー周りに余裕がある。先があるから本当にいい状態。(グレード戦初優勝を)できれば取りたい」
3日目から連勝で勢いに乗っての優出だ。波乱が続く今節だが、地元山陽の若武者が、グレードレース初優出初優勝へ突っ走る。
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