金子大輔が大会初制覇「大外で厳しかったけど勝てて良かった」/山陽

山陽

会心の勝利に笑顔でガッツポーズの金子大輔(撮影:黒川裕司)

金子大輔(44=浜松)が電光石火の攻めで快勝し、大会初制覇を果たした。GI優勝は18年の飯塚開設記念レース以来で6度目となった。

2着は丹村飛竜、3着は緒方浩一だった。

10メートルオープンで8番車スタートの金子は、1周2コーナーでインコースから4番手に浮上。4周1コーナーで逃げた緒方をとらえて先頭に立つと、迫る丹村飛に付け入る隙を与えなかった。

「大外で厳しかったけれど勝てて良かった。4周回までは良かったが、後半(マシンが)たれたのは乗り手とエンジンの課題です。現状には満足したくない。チャレンジしないと次のステップにいけないので、優勝戦にただ乗るだけでなく、結果にこだわっていきたい。勉強中です」

この後は川口GI開設記念(3月5~9日)、地元浜松の特別GIプレミアムカップ(3月19日~23日)と続く。

「今年の流れはすごくいいけど、半年後、1年後を見据えて努力を続けたい」。

さらなる進化を続ける金子の活躍に注目だ。

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