サントリーBS・Gamboo杯 GI第48回シルクカップ 展望

伊勢崎

GI開場記念シルクカップが1月9~13日の5日間、伊勢崎オートレース場で開催される。青山周平(40=伊勢崎)が、5大会連続Vの偉業に向けて照準を合わせる。その青山を筆頭に高橋貢、早川清太郎の「地元3強」がファンの期待を背負う。昨年末に行われた、SSトライアル戦の出場メンバーも多く参戦。2025年のグレード戦線がスタートする。

青山周平がグレードレース新年第1弾の主役

新年第1弾のグレードレース。その主役は、もちろん現役最強レーサー青山周平だ。

2大会連続6度目の制覇を狙った昨年末のSS王座決定戦では、スタートで空回りして大きく出遅れた。その後は懸命に巻き返すも、優勝した鈴木圭一郎の背中は遠く2着に終わった。2024年の賞金王も、ライバルの鈴木に譲る形となった。しかし、それでも年間最多勝利を樹立した昨年を上回る98勝をマーク。16度の優勝を飾るなど、最強戦士にふさわしい成績を残した。

昨年のシルクカップでは、スーパーハンデ(主力陣より10M後ろのハンデ位置)から圧倒的なパワーで優勝。勝った青山も信じられない様子だった。この大会は21年の初制覇から4年間、1度も優勝を外していない相性のいいシリーズだ。

これまで、青山が積み重ねてきたGI優勝28度は、ミスターオートと称された往年の大スター飯塚将光(引退)と、数々の偉業を成し遂げてきたレジェンド高橋貢と並ぶ歴代最多優勝記録。今大会を制すと、29度目のGIタイトルを獲得して単独トップに立つ。

高橋貢や早川清太郎も気持ち切り替え新シーズンに

SG21冠など輝かしい功績を残してきた高橋貢と、地元を代表する早川清太郎も、新たなシーズンを迎え気持ちを切り替えて戦いに挑む。

全国トップ3に入る実力を誇る、若手有望株で川口所属の黒川京介、大崩れしないイン走法に定評ある若井友和、SGグランドスラマー中村雅人と永井大介、女子NO.1の佐藤摩弥、雨巧者の加賀谷建明、注目度の高い森且行、実績ある浜松の伊藤信夫、飯塚2枚看板の有吉辰也と荒尾聡、速攻力を生かす篠原睦、年末のSSトライアル戦にも出場した中村杏亮と森本優佑、山陽の松尾啓史らも上位争いに食い込む。

センス抜群の浅倉樹良、女子スター候補の新井日和も注目

抜群のセンスを誇る37期新人の浅倉樹良、将来のスター候補として期待される、女子選手の新井日和も楽しみな存在だ。

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