サンケイスポーツ杯 GI第66回スピード王決定戦 展望

浜松

GIスピード王決定戦が11月27日~12月1日の5日間の日程で、浜松オートレース場で行われる。地元開催となる鈴木圭一郎と現役最強の実力を誇る青山周平に加え、今月の日本選手権でSG初制覇を果たした黒川京介も登場する。今回はSSトライアル戦の出場16名中、14名がエントリー。ハイレベルなメンバーによって、高速戦が繰り広げられる。

鈴木圭一郎が持ち前の整備力で大会連覇に照準

地元の鈴木圭一郎は、24年度後期適用ランクで2期ぶり9度目の全国ランクS級1位に返り咲いた。今年はSGの優勝を果たせていないが、驚異的な勝率でファンに貢献している。

4月のSGオールスター準決勝戦で、前人未到の新記録18連勝を樹立。そして10月31日の日本選手権2日目には、夢の年間100勝(出走125回)に到達した。業界最速の天才レーサーが、評判の整備力でマシンを仕上げてくる。

青山周平が年末の大一番視野に本格化モード突入

その鈴木の最大のライバルとなる青山周平も、圧倒的なパワーを発揮して勝負に挑む。直前の山陽GIIオートレースメモリアルでは、上がり3秒338の好タイムをマークして鈴木圭一郎との直接対決を制した。今年はSG戦の2度を含む、グレードレースで7度の優勝を飾っている。「最強戦士」は、年末の大一番を視野に入れて本格化モードに入る。

26歳の黒川京介は、地元戦だった先月の日本選手権で待望のSG初タイトルを獲得した。世代交代が加速する中で、ポスト鈴木、青山の最有力候補に挙げられる存在。その日本選手権では抜群のダッシュ力を駆使して、青山の大会3連覇&SG3連続優勝を阻止し、栄冠を勝ち取った。将来のオートレース界を担う若手代表格は、SGタイトルホルダーとして「2強」に対し存在感をアピールする。

金子大輔、佐藤貴也らスピード自慢が集結

2月のSG全日本選抜を制した浜松の金子大輔、速攻力が持ち味の佐藤貴也と鈴木宏和、実力派の伊藤信夫と木村武之、浜松バンクを得意とする川口所属の女子NO.1佐藤摩弥、雨巧者の加賀谷建明、輝かしい実績を誇る永井大介と池田政和、攻撃力ある伊勢崎の早川清太郎、飯塚2枚看板の有吉辰也と荒尾聡、上昇ムードの中村杏亮、若手ホープ長田稚也、山陽S級の松尾啓史らの動向にも注目したい。

SSトライアル戦に向けて最終調整に入る各選手は、今大会で弾みを付けたいところ。全国のスピード自慢による競演が幕を開ける。

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