庄内のやきにく王国presents GII オーバルチャンピオンカップ 展望

福岡・飯塚オートのGII「オーバルチャンピオンカップ」が、10月18日～22日で開催される。地元勢はエース有吉辰也を筆頭に、前回優勝の荒尾聡、篠原睦、岩見貴史と強豪がそろう。遠征勢は加賀谷建明、中村雅人、高橋貢、金子大輔と強力な顔ぶれだ。

地元エース有吉辰也が2度目の大会制覇目指す。

有吉辰也が地元代表格としての威厳を示す。24年後期ランクでS級4位に浮上。今年の優出回数も23度を数え、勝負強さが光る。10月に入ってからも当地の普通開催で準優勝、その後のミッドナイト開催で完全Vを決めて、調子を上げてきた。近況の勢いそのままに、19年大会以来となる2度目の制覇を狙う。

荒尾聡、篠原睦ら飯塚S級9人が全員参戦

地元飯塚のS級は9人全員が参戦する。前回覇者の荒尾聡は大会3度の優勝実績を誇り、10月地元開催でも4連勝で優出と調子落ちはなく、今回も有力候補だ。篠原睦も10月は2節連続で優出と成績が安定している。岩見貴史は近況優出からは遠ざかっているが、優勝戦線に絡むだけの力は持っている。

23年覇者中村杏亮と長田稚也の若手2人は山陽GII若獅子杯争奪戦からの転戦。奮起に期待だ。

加賀谷建明、高橋貢ら各地区トップ級が集結

他地区からは12人のS級レーサーが参戦する。17年覇者の川口の加賀谷建明を筆頭に中村雅人、小林瑞季、伊勢崎からは高橋貢、浜松からは金子大輔、伊藤信夫、山陽からは角南一如など各地区トップ級の選手が登場し、優勝に向けてしのぎを削る。