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日本トーター・日刊スポーツ杯 GII 稲妻賞【展望】をアップしました
日刊スポーツ杯G2稲妻賞が6月8日から12日まで群馬・伊勢崎オートレース場で開催される。ナイターで行われる5日間の戦い。
5期連続全国ランク1位のトップレーサー青山周平(37=伊勢崎)を中心に早川清太郎、高橋貢の「地元3強」がシリーズを引っ張る。西日本のエース荒尾聡や、今年好調の山陽・丹村飛竜にも注目。
NO・1青山周平が地元6連続優勝を狙う
全国NO・1の青山周平が、圧倒的なパワーを見せつける。21年は3年連続MVPと賞金王を獲得した青山。今年すでに10度優出して6度の優勝(5月30日現在)とハイペースで勝ち星を量産している。
1月の伊勢崎G1シルクカップを連覇。その後も4度の普通開催を全て優勝して、地元5連続Vを達成した。伊勢崎バンクでは、まさに負け知らずの状態。直前のG2川口記念では本来のキレを欠いたが、それでも優出2着と結果を残した。地元6連続優勝へ向けて突き進む。
伊勢崎の人気レーサー早川清太郎にも期待。今年は5度優出しているが優勝はなく、思ったような結果を出せていない。整備でマシンの立て直しを図る。持ち味の攻撃力を武器に、昨年ムーンライトチャンピオンカップ以来のG1制覇を狙ってくる。
前回覇者のレジェンド高橋貢も健在。G2川口記念で2勝を挙げておりムードは悪くない。華麗なハンドルワークを駆使して大会連覇を目指す。
西日本エース荒尾聡、今年好調の丹村飛竜に注目
これに対し外来勢も勝負を挑む。西日本のエース荒尾聡は、5月浜松G1ゴールデンレース準決勝戦で落車(他落)した影響が心配される。
しかし、その後の山陽普通開催では優出(4着)しており、大きな不安材料はなさそう。安定性ある川口のインファイター若井友和も、地元G2川口記念で優出(5着)するなど好調をキープしている。
浜松の佐藤貴也、金子大輔、飯塚の篠原睦、田中茂、山陽の佐々木啓、丹村飛竜も上位争いに浮上する。
特に近況の丹村は抜群の成績を残している。浜松G1スピード王とG2ミッドナイトチャンピオンカップを制覇。3月2日には史上12人目となる10連勝を達成した。5月27日の山陽ミッドナイトでは、3連勝の完全優勝を決めて勢いを継続している。
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