平田雅崇がG1制覇の勢いで地元SGへ「この調子でいきたい」／山陽

平田雅崇（41＝川口）が07年の川口開設記念以来、約15年ぶり2度目のG1タイトルを獲得した。完全Vを狙った鈴木圭一郎は惜しくも2着、若井友和が3着に入った。

平田は納得のエンジン状態で優勝戦を迎えた。「ヘッド周りを点検して、今節の中では一番の状態」。マシンは戦えるレベルに仕上がった。

先行する山際に続き、2周1角で先頭に立った。「スタートに集中した。早めに行かないと後ろが来てしまうのでよかった。滑らせてスピードを落とさないように意識して走った」。
理想的な展開を作り、その後はペースを保って逃げた。最後は1番人気の鈴木が並んだが、僅差で1着を決めた。

「うれしいですね。最初のG1は勢いで勝てた。今回は大人になって冷静に立ち回れた」と振り返った。

次は地元開催のSGオールスター（26日～5月1日）が待っている。
「そんなに甘くはないですよ。リズムがいいので、この調子でいきたいですね」。次のステージも全力投球で挑む。