特別GI 共同通信社杯プレミアムカップ 展望

特別G1プレミアムカップが、山口・山陽オートで17～21日まで開催される。全国から強豪ライダーが集まり、年末のSGスーパースター王座決定戦の出場ポイント取りへ、全力でぶつかる。鈴木圭一郎、荒尾聡をはじめ、誰が優勝してもおかしくない。松尾啓史を中心とする地元勢の踏ん張りにも期待だ。なお、青山周平は病気のため不参加となった。

地元トップランクの松尾啓史が結果を出す
プレミアムカップは全S級選手がそろい、レベルの高いレース。地元勢は親しんだ走路で意地を見せたいところ。松尾啓史はS12と山陽トップランク。21年のSSシリーズ優勝戦を制するなど、強力なメンバーがそろう中で結果を残してきた。今年もグレードを問わず上位着に貢献している。初日からペースをつかみにいく。

勢いのある丹村飛竜を筆頭に地元勢出そろう
勢いがあるのは丹村飛竜だ。2月浜松のG1スピード王決定戦を制した勢いのまま、地元に参戦。連勝を重ねて、ついに史上12人目の10連勝を達成した。もともと、湿走路も得意とする強豪だが、天気や時間帯に左右されない安定感が際立ってきた。佐々木啓、岩崎亮一、丸山智史、藤岡一樹、角南一如のS級がそろい、強力な遠征勢を迎える。

鈴木圭一郎、荒尾聡らも優勝狙う
整備力抜群の鈴木圭一郎は、高いレベルの走りは変わらない。2月浜松G1スピード王決定戦で落車したが、その後の川口G1開設記念グランプリレースですぐに優出した。荒尾聡は今年の開幕地元で優出2着、優勝2度とスタートダッシュに成功。グレードレースでも優出を重ね、存在感を見せている。高橋貢や中村雅人、佐藤摩弥、若井友和らも優勝を狙う。