【報知提供】松尾啓史、今節は自身の好走パターンに合致「エンジンは本当にいい」

飯塚

3日目12Rこそ、6着に敗れた。
しかし、今シリーズで最もうなっているマシンの一台はラディカルV号だろう。
松尾啓史が初のSG制覇へ向けて、まずは準決勝戦10R突破をもくろむ。
「3日目は調整を失敗してしまいました。音は出ていましたが、進んでくれませんでした。
こっちのセットじゃなかったですね。反対の方向で調整し直せば大丈夫だと思います」
初日2Rだった。
松尾は後方からシャープに追い足を繰り出して、熱した走路を耐久して先頭まで突き抜けてみせた。
道中の迫力はどのライバルたちよりも断然に目立っていた。
戦況を見つめていた金子大輔は鈴木圭一郎に向かって、「松尾さんの動きがすごいな!」と感嘆交じりにうなっていた。 そのことを松尾に伝えると、「自分でも手応えはありましたよ!シリンダーを新品にして、ピストンを換えてみたら、すごく車速が出てくれました。
突っ込みのところですね。みんなが止まっているところを自分は進んで行くことができましたからね」と笑顔がこぼれていた。
そして、松尾は続けた。
「自分は昼間の時間で動いてくれる時は、夜も同じ以上に動いてくれるケースが多いんです。
あとは、初日ですね。初日からある程度動いてくれる開催は、やっぱり結果がいい」
今回がまさに、松尾が言うところの自身の好走パターンに合致する開催となる。
セミファイナルは0メートルオープンの大外に置かれたが、松尾の永遠の命題はスタートにある。
「本当にそうですね(苦笑い)。とにかく、自分はスタートと序盤の展開です。
今節も自分なりにはいい感じでフィーリングよく切れてはいるんですが、それ以上に周りが速いという(また苦笑い)。
レバーやクラッチ板を調整して、できる限りのことはして挑みたいです。
エンジンは本当にいいと思うので、3日目の失敗を生かして、うまく合わせることができたら...」
不利とされる8枠からラディカルV号と松尾の進撃は十分にある。
(淡路 哲雄)

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