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オッズパーク杯 SG第52回 日本選手権オートレース 展望
埼玉・川口オートレースのSG第52回日本選手権は、30日から開幕する。S1青山周平(35=伊勢崎)が大会3連覇に挑む。強敵ぞろいの外来勢を相手に、過去に4度優勝した永井大介らの地元勢が迎え撃つ。優勝賞金1700万円を懸けて、実力者96人が5日間、激戦を繰り広げる。
S1青山周平、大会3連覇に向け視界良好
快進撃を続ける青山周平は、新ランクで2期連続4度目のS級1位に輝いた。8月伊勢崎のSGオートレースGPは、スーパーH(最高ハンの10メートル後方スタート)で優出3着。スーパーHでの5連続Vこそ逃したが、鋭く追い込んで実力を見せつけた。14日現在で4節連続優出、12連続連対中と安定感が際立つ。大会3連覇に向けて視界は良好だ。
5年連続SG制覇に挑む鈴木圭一郎、迎え撃つ地元の永井大介
鈴木圭一郎は5年連続SG制覇に挑む。青山と同様にエンジン的には優勝できる仕上がりにある。完全Vを狙った4月飯塚のオールスターは優出7着。8月伊勢崎のオートレースGPは3勝したが優出を逃した。優勝戦にベストの状態へ持っていけるかが課題だ。迎え撃つ地元の永井大介は、6月川口で通算100度目の優勝を達成した。過去4度の制覇と相性がいい大会で、トップ2の前に立ちはだかる。
早川清太郎、荒尾聡、伊藤信夫も争覇圏内
早川清太郎は9月山陽の特別G1プレミアムカップで完全V。スタートに進境が見られ、良走路を条件に優勝候補の1人。今年2度目のSG優勝を目指す荒尾聡、伊藤信夫は当然、争覇圏内に入る。金子大輔はSG連続優出中と勝負強さを発揮してきた。グランドスラマーの高橋貢、浦田信輔、中村雅人は本番に合わせてマシンを仕上げてくる。地元の森且行、佐藤摩弥の動きにも注目したい。
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