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緒方浩一、師匠の田中泰彦に捧げる万感V/山陽
山陽
優勝した緒方浩一(右)は師匠の田中泰彦とうれしい記念撮影(撮影・木村重成)
優勝戦が12Rで0、10メートルのハンデ戦で行われ緒方浩一(34=山陽)がトップスタートで0ハン浜野淳をスタートでたたいて独走。8周回を逃げ切ってグレードレースは13年G1山陽スピード王決定戦以来、2回目の制覇。G2格の14年川口スーパースターシリーズ戦を制してはいるものの、G2は初制覇となった。2着に浜野、3着は青山周平が入った。 「最高の走路状況でした」と緒方は胸を張った。朝から降った雨はお昼過ぎに上がると徐々に走路は乾いて優勝戦もぶち走路に。「大好物!」と話すぶち走路になっただけに、走路も味方につけて、スタート一気の逃げに持ち込んで後続を振り切った。 「エンジンは最初、雨のセッティングにしたけど走路が乾いたから戻して。タイヤは前後とも準決勝戦で使ったもので、良かったです」万全な仕上がりで地元のG2を制して笑顔を見せた。 出迎えた師匠の田中泰彦とツーショット撮影の際に「本当に親孝行な子ですよ!」と言われると、感極まって少し涙ぐむシーンも。「このメンバーで勝てたんですから、今後はSGでも頑張りたい」と手短に次なる目標を語っていた。
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