朝陽カントリークラブpresents小林啓二杯 GII第3回山陽王座防衛戦 展望

山陽

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山陽オートレースG2小林啓二杯は20日に開幕する。年末の頂上決戦・SS王座決定戦TRに出場する8人を含むS級20人が参戦と、豪華な顔ぶれとなった。SG日本選手権で大会連覇を飾った青山周平(34=伊勢崎)が中心だ。準Vの佐々木啓ら地元勢が迎え撃つ。

単勝率5割超え、勢いのある青山周平がV候補筆頭
青山周平は飯塚のSG日本選手権を逃げ切り、勢いを加速中だ。エンジンは年間を通して高レベルで安定して単勝率5割を超えている。8月伊勢崎のSGオートレースGP完全Vを含む13連勝を達成。近況はさばきに進境を見せているのは心強い。攻める時の状況判断に磨きをかけて、冷静沈着なレースぶりが目立つ。無事故で実績を積み重ねてきたのは評価できる。

SG日本選手権で活躍した佐々木啓、金子大輔などに注目
地元の佐々木啓は日本選手権準V。終盤の追い足が目立ち青山に迫る勢いがあった。伸びの良さがエンジンの特徴で展開をつくれば好勝負必至だ。金子大輔は川口で優勝した後の日本選手権で優出して5着。機力アップは明らかで復調を印象づけた。中村雅人は日本選手権の準決で反妨失権したが、本来の鋭いさばきが見られた。戦えるエンジン状態にある。

前田淳、黒川京介などダークホースも多士済々
地元の松尾啓史と丹村飛竜は争覇圏内に入り、決め手勝負になると浮上してくる。佐藤貴也は日本選手権の準決で落車。マシンと腰周りの立て直しが鍵になる。スタート巧者の飯塚勢・荒尾聡と篠原睦は、マシンと足周りがマッチングすれば優勝に手が届く。良走路条件で前田淳、日本選手権準決で他落の不利があった黒川京介などダークホースも多士済々だ。

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