サンケイスポーツ杯 GI第61回 秋のスピード王決定戦 展望

浜松

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浜松オートの第61回G1秋のスピード王決定戦は9月12日に開幕する。地元勢はS1鈴木圭一郎ら強力な布陣で迎え撃つ。外来もグランドスラマーの中村雅人や青山周平、荒尾聡のSG覇者ら豪華な顔ぶれがそろった。遠州決戦は白熱した戦いで盛り上がる。

地元グレード戦で実績ある鈴木圭一郎に期待
8月当地で行われたG2ウィナーズカップのファイナリストが5人出場する。19年後期適用ランクで史上初の6期連続S1になった鈴木圭一郎が、巻き返しを図る。ウィナーズカップでは、準決後にエンジンを組み直す大整備を行ったが、優勝戦4着。熱走路に対応できなかった。昨年10月のSG全日本選抜、今年2月のスピード王決定戦を制し、地元グレード戦での実績も十分。反撃の走りに期待がかかる。

最近好調の青山周平、走路相性のいい中村雅人にも注目
青山周平は優勝戦3着。SGオートレースグランプリを含む3節連続完全Vを逃したが、連勝を13まで伸ばした。近況は冷静なハンドルさばきを心掛け、無事故で実績を積み上げている。グランドスラマーの中村雅人は、12年から当地G1ゴールデンレース4連覇と走路相性が抜群だ。

佐藤貴也、金子大輔ら豪華メンバーがそろいぶみ
地元SGウイナーの佐藤貴也、金子大輔、木村武之、伊藤信夫も争覇圏内に入る。荒尾聡は当地オールスターで令和初のSGを制した。松尾啓史は2月当地G1スピード王決定戦で鈴木圭の準V。ともに走路攻略の可能性は高い。滑りに苦戦中の森且行は、時季的に走路温度が下がるのは歓迎材料だ。地元の女子レーサー・岡谷美由紀はウィナーズカップで優出を逃したが、シリーズ2勝を挙げて存在感をアピールした。

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