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ミッドナイトオートレース(飯塚・6/3~6/5)の特設サイト【展望】をアップしました
次回、飯塚オートのミッドナイト(MN)オートレースは6月3日から5日まで開催される(7車立て7レース制)。S級は全国ランク1位の鈴木圭一郎をはじめ6人(地元3人、外来3人)が出場する。
MN初登場となる鈴木が、5期連続のS級1位の力を見せつける。今年は2月浜松G1スピード王決定戦を含めて優勝3回。前節の浜松G1開場63周年記念ゴールデンレースは、永井大介に敗れて2着で完全Vを果たせなかったが、収穫もあった。「車は最近の中で久々に仕上がった感がある」と整備がうまくいっていた。下周りをやってロッドを交換。初日後はヘッド、2日目後はシリンダー、ピストンを交換したのが奏功。3日目後はパーツ交換の必要がなくなり、優勝戦に向けては優勝戦だけ使用するリングを交換した。
浜松G1開場63周年記念で遠藤誠が、2017年同大会以来、2年ぶりのG1優出(6着)を果たした。同大会では、車は初日後にリングを交換して調整に全力を傾け、好感触をつかんだ。MN優出は2回ある。
中村友和もV戦線を引っ張る。前節の浜松G1開場63周年記念では、3日目後にリングを換えてセットに集中した。準決勝はSで後手に回り、最後方から追って3着に敗れたが、車の動きは良かった。飯塚は前回(5月)今年初優勝を飾った。好Sを決めて4番手につけ、3周3角では3番手から2車をまとめて差し切って快勝した。MNは2月の山陽試行開催で優出(4着)すると、飯塚前々回(2月)のMNも優出(2着)を決めている。
MN優勝2回の篠原睦も期待が大きい。前回のMN(優勝戦3着)は、跳ねがひどかった。G2川口記念ナイターでも跳ねがきており、課題は消音マフラーの跳ねの解消だ。「車は調整して上積みはできたと思う」と車は心配なさそうだ。
桝崎陽介の巻き返しが注目される。浜松G1開場63周年記念では、2日目後にクランクとロッドを換えて機の底上げを図ったが、後半2日間は大敗。再整備して、MN優出6回目を目指す。
MN優出5回で、3月MN王者決定戦で優勝した佐藤裕児も台頭十分。5月上旬の地元戦で下周りをやってロッド、メタル、リングを交換して機良化に成功している。浜松G1開場63周年記念は前検にリング交換した。車は戦えるレベルにある。
岩見貴史はMNは5連続優出したこともある実力派。今回は車を立て直し、MN8度目の優出を目指す。
MN優勝1回ある岩科鮮太、MN優出7回の重富大輔、同5回の松本康、同4回の藤岡一樹と田中正樹の気配も要注目。中でも藤岡は「車もSもだいぶ良くなってきた」と気配は上向きだ。機力好調な柴田健治、G2川口記念ナイターで優出(7着)した平川博康からも目が離せない。
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