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山陽ミッドナイトオートレース(山陽・2/17~19、2/22~25)の特設サイト【展望】をアップしました
山陽オートでミッドナイト(MN)オートレースが開催される(7車立て7レース制)。1節目は17~19日、2節目は22~25日まで、両節とも同じ出場選手で争われる。なお、19日と22日(全レース一般戦)は同一番組で実施する。いわゆるリベンジ戦が行われる。
S級は、地元から丹村飛竜と角南一如の2人。外来は吉原恭佑、久門徹、中村友和、岩田裕臣の4人が参戦する。
地元のエース丹村がスピードを発揮して、地元MN初優勝を狙う。昨年は初出場したSSトライアル戦を6位で通過し、王座決定戦まで進出した。人車ともに充実ぶりがうかがえる。1月飯塚G2オーバルCCでは整備に全力を傾けた。前検にバルブ、2日目後に下周りをやってメタルとリングを交換。4日目後にヘッドを交換。これが当たって、車の動きは戻っている。目下、足周りの修正に全力を傾けている。
1月伊勢崎G1シルクC優勝戦4着の吉原の気配もいい。シルクでは初日後にヘッドとシリンダー、3日目後にピストンを交換。「優勝戦の動きは良かった」と話したが、シルク直後の今月飯塚(準決は反妨)では、クランク、メタル、ヘッドを交換。「こっちのクランクの方がいいかも」と車は高いレベルをキープしている。
今月飯塚で優出した久門と岩田も楽しみだ。久門はG2オーバルCCの3日目後にシリンダー、ピストンを換えたが機良化はなく、地元一般の初日後にクランクを交換したのが奏功した。岩田は、正月に落車してフレーム、メタルなど換えたが、年末のいいときの車に比べると物足りず、飯塚ではセットで車を立て直している。飯塚準決ではSの切れも良かった。さばき安定の角南、スピード戦が魅力的な中村の車も戦えるレベルにあるといえる。
A級では滝下隼平が注目を集める。昨年12月上旬の地元で下周りをやってロッド、シリンダーを換えたのが奏功。「車は波がなくて安定している」と車は超抜ぶりの動きを発揮。地元正月レースは4連勝の完全V。優勝戦の上がり3秒329は自己ベストをマークした。
紅一点の岡谷美由紀の赤い気炎からも目が離せない。昨年10月15日の川口で落車して左手首を負傷。12月21日の地元で復帰して、5節目となる1月末の川口では、昨年8月地元以来の優出を果たした。
飯塚でヘッドとリングを換えた藤岡一樹、飯塚MNで活躍中の森谷隼人、飯塚で新車に乗り替えた長田恭徳、昨年好調だった小林瑞季の気配も要注意。
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