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キリンビバックス presents 小林啓二杯 GII 山陽王座チャレンジカップ(山陽・7/12~16) 展望
山陽オートの「キリンビバックスpresents小林啓二杯 G2山陽王座チャレンジカップ」は12日から16日まで開催する。外来は全国から49人(S級8人)が出場する。伊勢崎G1ムーンライトチャンピオンCで優勝した早川清太郎をはじめ、永井大介、木村武之、浦田信輔らトップレーサーが戦線をリード。地元勢(S級8人)はエース松尾啓史を軸に迎え撃つ。
地元G1勝利で弾みの早川
小林啓二杯は今回で3回目。前2回は「山陽王座防衛戦」のタイトル名で行われ、丹村飛竜、片岡賢児(完全V)が優勝した。
早川清太郎が絶好調で参戦する。昨年の地元G1は3大会すべて優勝を飾り、今月1日の伊勢崎ムーンライトチャンピオンCで地元G1を4連続優勝の偉業を達成した。優勝戦はS5番手からさばき切って5周3角でトップに立ち圧勝。下周りの整備が奏功し、車の仕上がりは上々。今回は山陽グレード戦初優勝を狙う。
安定感なら永井
全国ランク3位の永井大介もV戦線に躍り出る。昨年は選手最多の優勝10回。そのうちG1が3回、G2が1回で充実した1年だった。今年は3月に川口の開設記念グランプリ、山陽のプレミアムカップで2回のG1で優勝している。プレミアムカップは、自身の持つ大会優勝記録を更新する、8回目の優勝を飾った。伊勢崎G1ムーンライトチャンピオンCは、準決4着に敗れたが、さらに整備力を発揮して、山陽グレード戦連続優勝を目指す。
当地での実績なら木村
木村武之の車の動きも悪くない。今年優出7回のうちには1月SG全日本選抜(優勝戦8着)と5月浜松の開場記念ゴールデン(同2着)があり、優勝は地元一般戦1回とコンスタントに活躍。山陽は実績も十分でG1は4回、G2は若獅子杯で2回の優勝がある。
反撃の態勢整った浦田
浦田信輔も山陽とは相性が良く、SGは2回、G1は2回の優勝がある。伊勢崎G1ムーンライトチャンピオンC(準決7着)では初日から連勝するなど復調の兆しは見えており、巻き返しが期待される。
ホームの後押し受ける松尾
地元勢はエース松尾啓史への期待は大きい。今年は2月の浜松G1スピード王決定戦、伊勢崎G2レジェンドカップを立て続けに優勝。地元の車の動きも悪くなく、今年3度目の優勝を目指す。
伏兵も侮れず
小林啓二杯は2年連続で優出している浜野淳、前節の伊勢崎G1ムーンライトは準決(7着)で敗れた岩崎亮一の反撃も注目だ。
4月G1平成チャンピオンCで優出した佐々木啓(優勝戦3着)、角南一如(同6着)、丹村飛竜(同8着)の気配も要注意。丹村は5月地元戦で優勝と好調だ。6月は地元戦(優勝戦8着)、飯塚(同2着)と連続優出した岡松忠も侮れない。
ほかに、6月山陽で優勝した久門徹、伊勢崎ムーンライトチャンピオンCでG1初優出(3着)した仲田恵一朗も台頭十分。
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