全日本選抜オートレース 注目選手

飯塚

■鈴木圭一郎(23=浜松)

2018年も圭一郎イヤーを目指し突進する。2017年のSG優勝は5月オールスターと11月日本選手権(連覇)。G1優勝は10月山陽スピード王決定戦と11月飯塚開設61周年記念で飾った。山陽は一般戦も含めて初優勝。完全優勝でG1全場制覇を果たした飯塚は32期新人王決定戦に続き2度目の優勝だった。12月1日の飯塚一般ではスーパーハンデで自身初の10連勝を達成。鈴木の異次元の強さは計り知れない。今大会はどんなドラマを見せてくれるのか、楽しみは尽きない。

■浦田信輔(44=飯塚)

2000年2月、地元で開催された全日本選抜でSG初制覇を達成。思い出深いタイトルだ。雪が舞う優勝戦で、2着永冨高志(引退)、3着桜木公和と地元勢で上位を独占。「吹雪のため、いつ赤旗(レース中止)が出てもおかしくなかったですね。SGを1本取って全然変わりました。勢いがついた」この第1歩を皮切りに、SG優勝8回と実を結んだ。今大会は2015年4月オールスター(浜松)以来、2年8カ月ぶりのSG優勝を狙う。

■鐘ケ江将平(29=飯塚)

SG初制覇にチャレンジする。地元戦は活躍するため、期待するファンは多い。2016年は地元一般戦で優勝3回を飾り、地元G1連続優出(プレミアムカップ(5着)、開設61周年記念(6着))も果たした。だが、2017年の優勝は5月と12月のミッドナイト2回だけ。地元グレード戦6大会では5大会で準決勝に進出しても、あと1歩が及ばなかった。「記念上位でいつも争えるように(整備力など)上積みして、もう1歩を克服したい」と闘志を燃やしている。

■山田達也(34=川口)

まだタイトルは獲得したことがないが、G1優出は何度もあり、実力は以前から一目置かれている。2017年11月浜松の日本選手権(優勝戦7着)では、2012年9月飯塚のオートレースGP(同7着)以来、2度目のSG優出を果たし、SS王座決定戦TR戦にも初出場を決めた。車が動いているときの豪快な攻めは魅力で、不利枠からでも撃破する力を秘めている。

■人見剛志(38=山陽)

初の山陽地区1位の座に就いた。2017年は優勝を4回飾った。4月地元の平成チャンピオンカップではG1初制覇も果たした。3月地元の特別G1プレミアムカップでは優勝戦3着(TR戦出場へのポイント3点を獲得)に入り、SS王座決定戦TR戦に初出場。力をめきめきと付けている。近況は車も高いレベルをキープしている。つぼにはまったときの、スピード豊かな素早い攻めは誰にも負けない。

■高橋貢(46=伊勢崎)

2017年は8月、地元伊勢崎で開催されたオートレースGPで2012年スーパースター王座決定戦以来、4年8カ月ぶりのSG優勝を飾った。自己の持つSG最多優勝記録を1つ伸ばす21回目V&ダブルグランドスラムの偉業を達成。絶対王者は職人芸の車の仕上げと抜群のテクニックで、新勢力に対しても壁となり、どこまでも進化し続けている。飯塚は思い出が深いバンクだ。1997年オールスターでSG初制覇を果たし、2012年9月SGオートレースGPで前人未到のSG19冠を奪取し、4人目のグランドスラムを達成している。

■永井大介(40=川口)

2017年はG1・3回を含む優勝10回と絶好調。5月地元SGオールスター(優勝戦6着)から7月飯塚G1ダイヤモンド(同7着)までは10連続優出の離れ業も見せた。その間、4連続優勝、1000勝達成のメモリアルもあった。9月飯塚の特別G1プレミアムカップでは鈴木圭一郎を逆転し、大会最多優勝記録を更新する、7回目の優勝を飾った。新型クラッチにもなじんで、スタートが切れるようになったのも好調の要因だ。今大会も1走入魂の走りで魅了する。

(成績は12月18日現在)

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