用語集
- アタマ鉄板
- 1着(アタマ)になる選手が本命でまず間違いない(鉄板のように堅い)という意味。
- あたりつけ
- タイヤの接地性よくするため、サンダーを利用してタイヤの接地面を削って加工し、さらに粗い路面を選んで走りながら、レース用に合うよう調整する事。
- 一本かぶり
- 本命の選手が圧倒的に有利とみられ、ひとつの車券に人気が集中してしまった状態。その本命選手のことを指す言葉としても使われる。
- かぶせる
- 競走妨害の種類のひとつ。外側から急速に他車の進路に入る事。
- がぶられる
- フレームの狂いやタイヤの不適、操縦ミスなどによって、車体がガクガクとあおられたり、ハンドルが左右に振られたりすること。
- カンパイ
- フライングなどで、スタートが不適正な場合に、再発走すること。
- 切り返し
- 先行車の後部外側に併走するように突っ込んできた外側の車が、一瞬早くグリップを絞り、内側の車がグリップを開けて内線から離れるのを待ち、その内側から追い抜いて行くテクニック。
- 黒潮
- 競走車の走行軌跡のこと。 タイヤのゴムなどで黒く帯状になっているためについた呼び名。
- 欠車
- 番組決定後、試走終了までの間に出走できなくなったこと。
- 交流(遠征)
- 選手がそれぞれのロッカー所在場を離れて他レース場開催レースに出走すること。
- 車立て
- 出場の競走車数。通常は8車立てだが、6~7車立てで行うこともある。
- 自落、他落
- 自落はスリップなどにより、他車に関係なく転倒(落車)すること。 他落は自分には原因がなく、他車に原因があって転倒(落車)すること。
- 0ハン
- ハンデなしでスタートラインからスタートすること。
- 選手のあっせん
- オートレースの選手は、いわば自営業。各開催ごとに、施行者の委託を受けた各競走会の依頼に基づいて、JKAがあっせんする。
- 前検
- 選手がレース開催の前日に受ける、身体および競走車の検査の事。また、レースの開催前日のことを「前検日」という。選手は前検日にレースの開催されるレース場(宿舎)に入り、最終日までは外部との接触を一切禁じられる。
- 先立
- スタート時、急激にクラッチをつなぎ前輪が浮あがること。 トンボ返りのようなかっこうで、転倒することもある。
- 立ち上がり
- 2・4コーナーから直線コースに出て行く状態をいう言葉。
- チョイ差し
- ゴールの瞬間に着順が変わってしまうこと。
- 突っ込み
- 直線コースから1・3コーナーに入って行く状態をいう言葉。
- 出遅れ
- スタートが他車と比較して遅れてしまう事。
- 出残り
- 発走合図があったにもかかわらず、スタートできないこと。
- ドドド
- 走行中に突然激しい上下振動が起こり、操縦困難になること。
- 内線・外線
- コースの内側と外側の回避地帯と競走路の境界線のこと。 線上に乗ることは認められているが、突破すると原則として失格となる。
- 乗れてる・乗れてない
- 「乗れてる」は、操縦感覚が好調であること。「乗れてない」は、それと反対に不調であること。乗れている時には、車の性能以上の動きを見せることもある。
- 罰則休
- 失格・落車などがあった選手に与えられる処分。 この期間中は出走できない。
- はらむ(ふくれる)
- 立ちあがりで車が外にもっていかれること。 突っ込みの際の速度・進入角度の誤りが原因。
- 100m秒
- 100mを何秒で走ったかということ。ハンデ距離を決める場合に使用する基準のひとつ。上がりタイムの表記方法。
- フライング
- 発走合図の前にスタートする事。
- まくり
- 先行車を外側から1気に追い抜くこと。
- 後方スタート
- 発走補助ラインに接地せず、かつ発走合図の前にスタートする事。
- タイムアップ
- 3着以内に入着し、走路状況の変化等の理由がなかったにも関わらず、競走タイムが試走タイムよりも良かった場合をいう。