今シリーズを制すれば、約21歳5カ月でのSG初戴冠となる鈴木圭。もちろん、史上最年少での偉業となる。3月まで船橋支部の急先鋒として活躍した32期の若武者は、4月から浜松支部へ移籍した。前節の浜松一般戦で優勝。「エンジンは普通でしたよ」と冷静だったが、やはり新たな地元走路で最高の結果を出したのはうれしいだろう。
「前々節で落車した後、ケースを交換した。前節序盤は少し重かったけど、調整して悪い方向には行っていないと思う」と鈴木圭。濡れ走路に関しては「苦手ではないけど勝てない」と苦笑いしていたが、レースになれば持ち前の負けん気が発揮されるのは間違いない。まずは、初日10Rで存在をアピールする。