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SPECIAL INTERVIEW 高橋貢 選手|SG第32回スーパースター王座決定戦
―今年は12年のスーパースター以来、4年8カ月ぶりにSGレース(グランプリ)を制した。ちょっと時間は経ったが、周囲の反応などで変わった面や意外だったことはあったか。
特別、意外な反応はなかったですかね。
―SGや平場のレースに限らず、日々マイナーチェンジをしていると思うが、変える面や逆にこれだけは変えないということはあるか。
ほとんどの選手は自然と変わっていっていると思う。ここを変えようとか思わずに。走りでも整備でもいろいろな面で流れがありますから。対応は柔軟にしていると思う。意識しているってことはないですけど。
―逆に変えない面はあるか。
変えてないってことはないですね。大きくはないですね。
―現在行っているトレーニングメニューは。食生活も含めて答えられる範囲で。
一般的な競走車に乗るにあたっての普通のトレーニングです。筋力トレーニングや有酸素運動であったり。年齢に応じて変えていますけど、やはり6周回。SGなら10周回。5日間、特にSGの5日間となると体力的にも精神的にも年齢とともにきつくなってくる。そのへんは体力、スタミナが落ちないというトレーニングですね。バランス的なものが大きいので、一番トレーニングになるのは(マシンに乗って)走ること。トレーニングといっても補助でしかない。一番のトレーニングは競走すること。間隔があけばあくほど体も硬くなっていい動きはできない。そういったところのバランスですかね。
―体重には気をつけるか。体がうごくベスト体重は。
オートレースの選手は日々体重計には乗るので、いつも体重がどのくらいにあるか把握していると思う。増えれば戻すし、そのへんは気をつかいます。つなぎの服を着るので体重はすぐに分かります。つなぎはオーダーメイドですし。ちょっときつくなったり、逆にゆるくなっても分かります。 ベストな体重はあまり変わってないですかね。若い時は気にしてなかったですね。それほど気にしなくても体型は変わらなかったですからね。
―SG21冠など、数字や記録は意識するか。ほかのスポーツ界には数字がモチベーションになる人もいる。
数字はモチベーションの維持にはあまりならないですね。その節だけを見ればあるのでしょうけど、それはモチベーションではないです。年間を通してレースをしているものですし。
―数字はするか。
あまり意識しないですね。意識すると良くない。そういったものにとらわれるのが一番モチベーションが下がる原因だと思う。
―「楽しくレースをする」という意識をどうとらえているか。
「楽しくしよう」と思う時点で、思えていないからではないでしょうか。趣味をする人が「楽しもう」とはならならいですよね。自然と楽しくなるわけで。仕事=楽しいこと、ではないと思う。「それくらい(楽しもうと思えるくらい)余裕を持てれば」という気持ちは持ちますけどね。
―自分の思うベストレースはあるか。
うーん、あまりこれと言ってないですかね。良かったレースよりも、自分のミスが多いとかそういったレースのほうが記憶に残りますね。回数を走りますから。ベストを出して当たり前というか、自分の中でうまくいかなかった時のほうが残りますね。
―天気や気温などの状況によると思いますが、試走(タイムや内容)でどれくらいのタイムやどんな雰囲気だったら「いい」となるか。
タイムは出るにこしたことはないですが、その中でも立ち上がり(コーナーから直線への入り)が前の車より内を向いていればいいです。あとは突っ込み(直線からコーナーへの入り)の車速ですね。それが出ればタイムも上がっていると思います。自分だけではないですが、数字だけでなくそういうところを見てもらえると。そこがいい車は比較的レースでも動いていると思う。
―スーパースターは試走からレースまで約1時間あく。その間に気をつけていることは。
その時の動きや車で違いますけど、それに左右されないのであれば何もしなくても変わらない。時間帯もナイター設備があって、状況がナイターに近くなってくる。かなり暗い状態で日が落ちて湿度も上がってくる。気候も変わってくるので、そのあたりも考えないといけない。
―抱負を。
年末で気負わず、とりあえず最終日に、決勝に残らないと。かなりハードな大会なので、4日間の予選でいいレースして決勝に残って、狙える動きでいければいい。
高橋貢選手 コメント動画
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