SPECIAL INTERVIEW 青山周平 選手|SG第32回 スーパースター王座決定戦

川口

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―今年1年を振り返って成績や内容をどう見ている

思うような成績を残せていない。昨年末の落車から波に乗れず、まだ自分本来の走りができていない。最近は周りのペースとかレースの流れが早く、タイム的にもみんな早い。いつも厳しいなと思っている。

―自ら課題にしていることとその達成度は

特にない。エンジンが出たり出なかったり。出る回数、出せる回数の方が少ない。常にいい状態を保てるように心掛けている。

―状態がいい時にそれをキープするタイプか、さらに上積みを狙いマイナーチェンジをしていくタイプか

自分なりに整備の流れがある。こうしたらこうなるといういい感触がある。その回数を多くしたい。常に満足することなく整備を続けている。

―消耗品の交換時期をある程度決めているか

乗った感触ですね。換えようと思っても、セッティングと気候が合えば換え時でない場合もある。

―数字を意識するか、今こだわっている記録や数字はあるか

そこまでは意識していない。でも年間10回の優勝ですかね。1級車に乗り替わって10回優勝して以降、超えられないのでそこは達成したい。

―レース前に決めているルーティンはあるか

自分で意識してやることは特にない。

―最近はレースぶりが落ち着いているように映る。心掛けていることは

最低限の反則とか他者にフライングを含めて迷惑をかけないこと。追い抜く時にも(高橋)貢さんみたいにクリーンな強いレースができたらいい。昨年末は自らの落因で、貢さんや金子(大輔)さんを巻き添えにした。8人でスタートして8人でゴールすることが大事。最後まであきらめずに白熱したレースをしたい。

―モチベーションを維持するために心掛けていることは

3歳からオートバイに乗っているので何も心掛けていない。負けず嫌い、勝ちたい、競走が好き。それを3歳から続けてきた。仕事は仕事、オフはオフ。きちんと分けている。

―快進撃を続ける鈴木圭一郎選手をどう見ているか

早いし、スタート力もあるし、整備もうまい。でも整備面以外の走りの技術面では負けているとは思っていない。現状では負けているけど、気持ちのうえでは自分の方が強いと思っている。(彼は)オートレースが好き。解体が好きでよく部品を交換する。すごくお金をかけてばらして整備している姿を見るとすごいなと、好きなんだなと。常に「新車」の人には負けたくない(笑い)。

―好きな本や音楽、座右の銘は

あまり本は読まない。最近は安室(奈美恵)ちゃんが引退するというから聴いている。一応は安室世代です。座右の銘はないけど、周りの人に感謝の気持ちを持ってやっているつもり。

―現在のマシンの状態と整備の方向性は

いまの状態は良くない。現状ではスーパースター王座決定戦のベスト8に残るのは厳しい。言い訳ですけど、落車で実績があったクランクを交換して以降、整備の方向性や乗り方に迷いというかブレがある。それをクリアしていかなければいけない。今月の川口と伊勢崎G1のどこかで新品クランクを投入するつもり。

―2年ぶりの優勝を狙うSS王座決定戦の抱負は

まずは昨年多くの方にご迷惑をおかけしたのでおわび申し上げます。昨年の分を取り返すことはできないけど、応援してくださっている方のためにも、何とか優勝戦に残れるよう頑張りたい。そして、優勝を狙えるチャンスを自分でつくれるようにしたい。まだ、時間はあるので。最後は笑って終われるようにしたい。

青山周平選手 コメント動画

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