【日刊提供】高橋義弘が「いい時は何もしない」流れ引き寄せGII初制覇/伊勢崎

伊勢崎
高橋義弘がレジェンドカップを制しガッツポーズ
レジェンドカップを制した高橋義弘が優勝小切手を手に記念撮影
レジェンドカップを制した高橋義弘が選手仲間と記念撮影

優勝戦は高橋義弘(42=川口)が4周回3コーナーで先頭に立って、そのまま押し切った。GIIは初制覇で、グレードレースは5度目V。通算では14度目の優勝となった。2着は逃げ粘った西原智昭、3着には追い上げた中村雅人が入った。

近況のいい流れを引き寄せた高橋が、抜群に仕上がった競走車で、エンジンパワーを存分に発揮して勝ち切った。

試走は3秒30と早いタイムをマークした。

「いい時は何もしない。(優勝戦の日は)何もせず、ゆっくり過ごしました。タイヤも2日目からずっと一緒だけど良かった。試走も余裕のある3秒30で良かった。スタートも自信を持って切りました。僕の方が(西原より)余裕があったので、行けるところで、と思いました」

その"行けるところ"は4周回3コーナーだった。満を持して、逃げる西原の内に競走車を向けると、一気に先頭に立つ。そこからは後続を離す独走展開に持ち込んだ。

「優勝ができれば(エンジンもスタートも)最高でした!ちょっと流れが良過ぎますね。展開が向いたのかな。あとは直線ですね。そこが良かった。エンジンパワーっすね~」と、まずは強力に仕上がった競走車に感謝する。それに加えて「流れが良かった。(自分が)減量して頑張ってる分、もですね。ダイエット効果はでかいのではないですかね」。

少し体重を絞って臨んでいること、さらに競走車の気配もいいことも相まって、相乗効果でVをもぎ取った。

GIは今年3月の川口開設記念など4度の優勝がある高橋だが、意外にもGIIはこれが初Vだ。

「GII初制覇?そうですね。今年は出来過ぎです。伊勢崎ではこれが初の優勝。すごくうれしいです」と、表彰式では満面の笑みをふりまいた。

次走は17日初日の浜松GIスピード王決定戦に出場する。

「まあ、これからは(ハンデ位置的にも)厳しくなるので、それでやっていけるように。負けないように!」と、シンプルに今後の抱負を語った。

「(浜松は)新走路なので、気をつけながらですね」。

また競走車をしっかり仕上げ直してグレードレース連続Vに向け、年末をしっかりと駆け抜ける。

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