【日刊提供】中村雅人は安定したさばきで優勝を狙う／伊勢崎

中村雅人（44＝川口）が準決勝戦12Rを鋭いさばきで抜け出し快勝した。上がりタイムも3秒373と4日目の1番時計だ。

中村は「今節始めに電気系統一式を交換してからは、セッティングしかやっていない。何となく、だけど日に日に良くなっている感じする。少し物足りないけど、自分が思ったよりも（競走車の仕上がりは）いい。止まりが自分好みで、さばきやすいね」と持ち味といえる鋭い追い上げが利く競走車の仕上がりになっているのは頼もしい。

「準決は初乗りのタイヤだったけど悪くないので、（優勝戦も）8割方はこのタイヤを使う予定。整備は調整の範囲で考える。スタートは、あんなもの。勝てば去年の飯塚オーバルCC以来のGII優勝になるけど、優勝は一般戦でも何でもうれしいですよ」と中村。

優勝戦は10メートルオープン。大外枠にはなるが、周回も8周戦に伸びるだけに、前団を見極め、安定したさばきで7度目のGII制覇を狙う。