オートレース発祥75周年記念WINTICKET杯 GII オートレースメモリアル 展望

川口

GIIオートレースメモリアルが11月12日から16日まで、埼玉県・川口オートレース場で行われる。

この大会は3年前(22年11月)に新設されて、今回で4度目(川口では初)の開催となる。初代覇者は加賀谷建明、2代目が岩見貴史、そして昨年は青山周平が優勝を飾った。その青山周平(40=伊勢崎)を筆頭に、黒川京介、鈴木圭一郎の「トップ3」が登場する。直前の日本選手権オートレースを制した25歳の佐藤励と、同2着の有吉辰也も参戦。ハイレベルな5日間の高速戦に挑む。

青山、黒川、圭一郎、佐藤励、有吉ら豪華布陣勢揃い

今年も残すところ、残り2カ月を切った。GIIシリーズながら豪華な布陣が出場予定。年末の大イベント、SSトライアル戦の前哨戦としても注目される。青山周平が総合力で上回る。6連勝の完全Vを決めた2月の全日本選抜オートレースを含めて、今年も全てのSG戦で優勝戦に進出。常にプレッシャーを背負いながら業界をリードしてきた。今月のSG日本選手権オートレース優勝戦では、マシンが仕上がらず3着に敗れた。最強戦士は年末に向けて、ラストスパートに入る。

日本選手権不在の黒川参戦

若手エース格の黒川京介も、最高のパフォーマンスを発揮する。抜群のダッシュ力とスピードを武器に活躍を続ける黒川は、25年後期適用ランクで自身初の全国ランクS級2位に昇格。9月の特別GI共同通信社杯プレミアムカップでは5連勝のパーフェクトで優勝するなど、破竹の勢いで勝ち星を量産している。10月30日の川口ナイトレース優勝戦で、年間100勝の大台に到達した。SG日本選手権オートレースには、前回覇者ながら出場できなかった(昨年の優勝戦でフライングのため失権)。今節は気持ちを切り替えて、地元ファンの声援に応える。

このままで終われない圭一郎

鈴木圭一郎も、このままでは終われない。昨年は、18連勝や年間114勝など前人未到の新記録を樹立。MVP&賞金王に輝くなど話題の中心となった。しかし今年は、鈴木にとって不本意なレース内容が続いている。8月のオートレースグランプリでは、史上最年少でSGグランドスラムを達成。それでも、トータルで考えると物足りなさを感じる。ここから立て直しを図りライバルの青山、黒川に対して存在感をアピールする。

SG日本選手権制した新時代牽引役・佐藤励が凱旋

日本選手権オートレースで今年2度目のSGタイトルを獲得した新時代のスター佐藤励、内外自在のハンドルワークに定評がある川口所属の中村雅人、女子NO.1の実力を誇る佐藤摩弥、イン走法が持ち味の若井友和、輝かしい実績を残してきた伊勢崎のレジェンド高橋貢、勝負強い浜松の佐藤貴也、西日本を代表するS級レーサー飯塚の有吉辰也、篠原睦、岩見貴史、中村杏亮、山陽の丹村飛竜、松尾啓史らも上位候補に挙げたい。

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