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【日刊提供】猛然と迫った佐藤励、SG2度目制覇/飯塚

佐藤励(25=川口)が今年4月のオールスターに続き、2度目のSG制覇を果たした。
12Rで優勝戦が0メートルオープン10周回(5100メートル)、良走路で争われた。佐藤は8周回3コーナーで先頭に立つと、そのまま押し切った。通算では25度目のVとなった。2着は有吉辰也、3着に青山周平が入った。
佐藤が競走車の仕上がりの良さに自信を持って臨んだファイナルで、きっちり結果を残した。表彰式では「日本一!」のかけ声に笑顔で手を振った。オートレーサー実力No.1決定戦の「日本選手権」を、21年12月デビューから丸4年という驚異の成長力で制覇した。
スタートは有吉辰也、鈴木宏和に続く3番手。そこから3周かけて2番手の鈴木を競り落とすと、ハイペースで逃げる有吉に猛然と迫った。
「3番手に付けて?抜群の展開でした。タイヤをなるだけ使わないように追っていった。やっぱ有吉さんを追っていて厳しかったですね~。有吉さんの後ろに付いた時は、自分の方が手前から進んでいるエンジンだなって。そこで何とか、かわせて良かった。抜いてからはとりあえずやり返されないか...が心配でした。ちょっと(コースを)締めながらも思い切り逃げました。ゴールした瞬間?たまらないですね!」
ガッツポーズで何度も何度も喜びを表した。
「エンジンはもう完璧。これ以上はないと思います。通常マフラーでこんなに動いたことはないと思います。下周り整備の最後のロッド(交換)が利きましたね。ずっと換えないで耐えていたんで。そこが最後の最後に換えたらトルク感も出たし。整備がプラン通りにいけた。前回オールスターはたまたま取れた。今回はちゃんと自分の力で取れたなあって。すごくうれしい」
読み通りの整備で、しっかり優勝をもぎ取った。
「今年に入ってからメンタルコーチとかをつけて、メンタルも学び直して、すごく成長につながっていると思います。今後の目標としてスーパースター(王座決定戦)も取りたい。でも、一足飛びにすぐうまくいくこともないので、しっかり地に足つけて、さらに上を。今回SGを取ったってことは、他の人がもっと力をつけてくるので、そういう人たちに負けないよう、挑戦者の気持ちで頑張りたいと思います。」
佐藤の次走は12日からの川口GII「オートレースメモリアル」だ。地元に戻って、さらに成長した姿を地元ファンの前で披露する。

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