【日刊提供】走り方変えた栗原勝測が絶好調/伊勢崎

伊勢崎

走るコースを大きくして前節完全Vの栗原勝測

1カ月ほど前から走り方を変えた栗原勝測(60=伊勢崎)が絶好調だ。直前の伊勢崎普通開催は5戦5勝のパーフェクトV。鈴木圭一郎、早川清太郎相手でも大逃げから後続を突き放して優勝をもぎ取った。

栗原といえば、『炎のストッパー』の異名を持つくらい、小さなコース取りで、抑えて走ることで後続を翻弄(ほんろう)してきた選手。それが前節では、若手のようなアクセルグリップ全開の開け開け走法。それまでとは全く逆の大きなコース取りでレースに挑んで、結果を残した。

「(整備グループの)周りから言われて2節くらい前から少し大きなコースを走ろうと思って...。それがいいのかも。(前節の優勝戦へ向けては)エンジンはカム位置の調整をしたくらい。でもそこがずれていて試走は出なかったみたい。前回は最終日が一番良かった」と、栗原。もちろんコース取りを変えたことと、競走車の気配が良くなった相乗効果が完全Vを呼び込んだ。

この優勝でハンデは主力勢の20メートル前へ下げられたが、今節も大きなコース取りでレースへ挑む。

「雨でも大きなコースを走ろうと思っている。前節はリングを換えたかったがエンジンが変わるのが嫌で、結局は換えなかった。なので、今節はリング交換も考えて」臨む。初戦は10R。まずはSG覇者の黒川京介との対戦だ。昨年11月で還暦を迎えている栗原だが、60歳にして新たな走り方を取り入れる柔軟性を持っているのは素晴らしい。初日10Rはアクセルグリップ『開け開け走法』で挑む栗原の戦いぶりも、展開推理の大きな要素の一つとなる。

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