チャリロト杯 GII第3回浜松記念 曳馬野賞 展望

浜松

GII浜松記念曳馬野賞が6月25日~29日の5日間、静岡県・浜松オートレース場で行われる。一昨年に新設されたシリーズは、今回で3度目の開催となる。
全国ランクS級1位の青山周平を筆頭に天才レーサー鈴木圭一郎、若手代表格の黒川京介がエントリーされている。現オートレース界をリードする「3強」が集結。ハイレベルな戦いに期待感は高まる。

高橋貢が前回大会制してから1年

前回大会は不安定な走路状況の中で優勝戦が争われ、数々の功績を残してきた伊勢崎のレジェンド高橋貢が制した。今回はどのような結末になるのか。GIIながら全国区のビッグネームが出場する予定だ。

鈴木圭一郎が地元で狙う今年3度目のグレード制覇

地元戦となる鈴木圭一郎がリズムを本格化させる。24年の鈴木は、前人未到となる18連勝の新記録を樹立。史上最多の年間114をマークして、年末のスーパースター王座決定戦を制覇。MVP&賞金王にも輝いた。しかし、昨年の成績を考えると近況は物足りなさを感じる。評判の整備力でマシンを完調に仕上げて、5月の浜松GI開場記念ゴールデンレースに続く今年3度目となるグレード戦の優勝を勝ち取る。

最強・青山周平もパワー全開

その鈴木にとって最大のライバルとなる青山周平も、パワー全開で首位争いを演じる。青山は今年2月のSG全日本選抜オートレースと、3月の特別GI共同通信社杯プレミアムカップで完全優勝を達成(いずれも浜松バンク)。多くのファンから絶対的な信頼を得ている。
直前の伊勢崎GII稲妻賞では、雨走路の優勝戦で4着に敗退した。SG18冠の最強戦士が、プライドを胸にノンストップで勝利に突き進む。

新時代を切り開く黒川京介も絶好調

青山、鈴木の後継者として台頭している新時代の川口地区エース黒川京介も絶好調。昨年11月の日本選手権オートレースで待望のSG初タイトルを獲得した黒川は、さらなる飛躍を遂げている。自慢のダッシュ力とスピードを発揮してV戦線に浮上する。

稲妻賞でグレード初制覇の渡辺篤も注目

抜群のスタート力を生かす浜松の鈴木宏和、レース巧者の金子大輔、勝負強い佐藤貴也、実力派の木村武之と伊藤信夫、今月のGII稲妻賞でグレード初制覇を果たした渡辺篤、その動向が常に注目される川口の森且行、昨年覇者の高橋貢、飯塚S級の久門徹、バランスの取れている山陽の丸山智史も見せ場を作る。A級では若手スター候補で36期生の栗原佳祐、実績は上位クラスの浦田信輔、一発を秘める女子選手の松尾彩をピックアップしたい。

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