【日刊提供】青山周平が30度目のGI制覇「結果が出せて本当に良かった」/浜松

浜松

優勝した青山周平は賞金ボードを手にガッツポーズ(撮影・柴田隆二)

青山周平(40=伊勢崎)が逃げ切ってGIは30度目、大会は6年連続6度目の制覇。2着は鈴木圭一郎、3着には黒川京介が入った。

優勝戦は3月なのに、気温が上がって汗ばむ陽気。今節序盤は冬の寒さ。1節を通して目まぐるしく気温が上下して、競走車を合わせるのに苦労したはずだが、そんな走路状況の変化にも、青山はしっかりと対応して勝利した。

「GI制覇は30回目? はい、うれしいですけど、道中で滑らせてしまって。反省しつつ、喜びたいと思います。スタート後、何回か滑らせてしまった。フロントが予想以上に滑った。僕の操縦ミスです。後続の選手方がうまく対応してくれて、特に黒川(京介)選手には迷惑をかけちゃった感じです。いっぱいいっぱいな8周回で全く余裕がなかった。早くゴールしたい気持ちが強かった」。

陽気とともに走路が非常に滑りやすくなったが、青山はそんな状況でも我慢強く、滑りがちな競走車をしっかりと走らせ、後続を抑え切った。

「ちょっと下周りを扱ってからエンジンは上向いた。もともと良かった状態がさらに上向いて良くなった。4日目からは微調整でいけた。試走はすごく感じ良く乗れました」。

試走3秒27まで出た競走車の仕上がりはかなり良かった。

「スタートは準決勝戦よりは行けたけど、やっぱり(周りは)早いなあ。やっぱりスタートがみんな早いので、もっともっと練習します」。

最近は浜松でも好結果を残し続けている。2月のSG全日本選抜に続き、今回のプレミアムカップも終わってみればどちらも完全V。

「浜松は乗りにくい部分はあるんですけど、それはみんな同じだと思う。その中でも結果が出せて、本当に良かった」。

次走は4月9日からの山陽GI。来期はまた全国ランク1位に返り咲いている。

「また一からスタートも練習して、いいレースできるように頑張ります」。

また4月からも変わらない青山のレースを見せてくれるはずだ。

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