サンケイスポーツ杯 GI 開設73周年記念グランプリレース 展望

川口

GI開設記念グランプリレースが3月5~9日の5日間、川口オートレース場で開催される。現役最強レーサー青山周平(40=伊勢崎)が、大会2連覇に向けて始動。全国ランクS級1位の鈴木圭一郎も追加あっせんされた。73回目を迎える歴史あるシリーズ。青山、鈴木のツートップを中心に、レベルの高い攻防が展開される。

現役最強レーサー青山周平が大会連覇へ全開モード

昨年は、2度のSG戦を制覇。8度のグレード戦を含む16度の優勝を飾るなど、最強戦士にふさわしい成績を残した青山周平。25年も圧倒的なパワーで勝利を積み重ねている。その青山は1月の伊勢崎シルクカップで、前人未到となるGI戦の5連覇&史上最多29度目の優勝を成し遂げた。続く2月の浜松SG全日本選抜オートレースでは、6連勝のパーフェクトVで通算18度目のSGタイトルを獲得。2月20日には、自身8度目の10連勝を達成した。前回大会は、記憶に残る壮絶なデッドヒートだった。先頭を走る佐藤貴也を、ゴール直前の土壇場で逆転したシーンが思い出される。多くのファンから絶大な信頼を背負い、大会2連覇と今年3度目となるグレード戦の制覇に全開モードで突き進む。

今年不調の鈴木圭一郎が気持ち切り替え反撃開始

青山のライバル鈴木圭一郎も、気持ちを切り替えて反撃を開始する。昨年末のスーパースター王座決定戦を制し、24年の賞金王に輝いた鈴木。しかし、今年に入ってからはリズムが良くない。1月の浜松GIIウィナーズカップは優勝戦6着。2月のSG全日本選抜オートレースでは3日目にフライング、4日目(2着)を終えて参加解除と不甲斐ない結果になった。続く山陽GIスピード王決定戦でも、準決勝戦3着(濡れ走路)で優出を逃している。評判の整備力でマシンを立て直し、業界最速のスピードを発揮してくる。

黒川京介、中村雅人、佐藤摩弥ら地元勢が意地見せる

地元勢もプライドを賭けて勝負に挑む。昨年の日本選手権で念願のSG初制覇を果たした黒川京介を筆頭に、レース巧者の中村雅人、25期トリオの若井友和、永井大介、森且行、女子NO.1の佐藤摩弥、若手有望株の佐藤励、一発を秘める加賀谷建明が有力候補。伊勢崎のレジェンド高橋貢、浜松の金子大輔、佐藤貴也、木村武之、飯塚2枚看板の有吉辰也と荒尾聡、山陽を代表する丹村飛竜らも上位進出を狙ってくる。潜在能力の高い36期の栗原佳祐、女子選手の小椋華恋、新井日和、松尾彩も楽しみな存在。今年1月から待望の1級車に乗り替わった栗原は、2月に2度の完全優勝(いずれも4連勝)を決めて勢いに乗っている。

登録費・年会費無料のAutoRace.JP投票に登録して、「オートレース」をもっと楽しもう!

はじめようAutoRace.JP投票
AutoRace.JP投票 新規会員登録

ネット口座をお持ちの方は、即日で登録完了。
スマホ・パソコンからご投票できます。
登録費や年会費などは無くご登録は無料です。
お気軽にAutoRace.JP投票をお試しください。