【日刊提供】青山周平3連覇!鈴木圭一郎の「すごい気迫感じたが集中切らさないよう走った」/伊勢崎

伊勢崎

優勝した青山周平は賞金ボードを掲げる(撮影・柴田隆二)

ナイター開催の最終日12Rで優勝戦が10周回、0メートルオープンで争われた。

青山周平(39=伊勢崎)が9周回2コーナーで先頭に立って押し切り、優勝。SGは17度目優勝で大会5度目制覇&3連覇。2着に鈴木圭一郎、3着は鈴木宏和が入った。

SG優勝戦という頂上決戦らしい力と力のぶつかり合い。青山周平、鈴木圭一郎というオートレース界のツートップが、素晴らしい競り合いでファンを魅了。わずかに青山周平が先着で大会3連覇を飾った。

「試走は今節の中で一番感触が良かった。最終日が最高の状態で迎えられた。スタートは行くしかないので行ってやろうと思ったが...」

スタート巧者の鈴木宏和が先手を譲らず、青山周平は2番手から戦うことに。ただ2周1コーナーで鈴木宏をかわして先頭に立つと、鈴木圭がじわじわと迫ってきた。4周3コーナーで2番手に上がると、青山に対して鈴木圭はまくりで仕留めようと外のコースを選択し続ける。その挑戦を受け止める青山。9周回1コーナーで内に切り返した鈴木圭が1度は先頭に立った。しかし青山は冷静だった。続く2コーナーで冷静に差し返し、そのまま押し切って見事17度目のSG制覇を決めた。

「試走の時より風が強く感じた。エンジンもタイヤもいい状態でいけた。(鈴木圭一郎選手からは)すごい気迫を感じたが、自分も集中を切らさないように走った」とレースを振り返った。

「レース前、スタートラインでお客さまの熱を感じて、みなさんの後押しでレースができました。昨年もそうですが、今年も伊勢崎からは(優出が)1人で、伊勢崎の牙城は自分が守らないと、と。レース前に高橋貢さんから、頑張って、と言われて落ち着けたが、3連覇を考える余裕はなかった」。

夢中で先頭を守り切ってつかんだ地元SG大会3連覇だった。

「地元の伊勢崎でまた、ここ(表彰台)に立つことができて幸せ。みなさんの声援のおかげです。帰ってきたぞ~!来年もまたここでインタビューが受けられるように頑張ります」伊勢崎オートレース場に詰めかけた多くのファンに感謝の気持ちを述べていた。

次走は23日初日の飯塚GI「ダイヤモンドレース」。鈴木圭との再戦に加え、飯塚勢では有吉辰也、荒尾聡ら地元強豪メンバーも集う。前回のSGオールスターを勝った飯塚走路で、次は26度目のGI奪取に大きな期待がかかる。

登録費・年会費無料のAutoRace.JP投票に登録して、「オートレース」をもっと楽しもう!

はじめようAutoRace.JP投票
AutoRace.JP投票 新規会員登録

ネット口座をお持ちの方は、即日で登録完了。
スマホ・パソコンからご投票できます。
登録費や年会費などは無くご登録は無料です。
お気軽にAutoRace.JP投票をお試しください。