チャリロト杯 GII 第2回浜松記念 曳馬野賞 展望

GII浜松記念曳馬野賞が6月19日～23日の5日間、浜松オートレース場で行われる。この大会は昨年から新設され、今回で2度目の開催となる。初代覇者でSG14冠の鈴木圭一郎（29＝浜松）が、連覇に向けて全速戦で突き進む。

心技体充実の鈴木圭一郎が大会連覇へ不安なし

天才レーサー鈴木圭一郎が、大会2連覇へ準備を進める。全国NO.1のスピードを誇る鈴木は、今年4月28日に前人未到となる18連勝の大記録を樹立。その後も快進撃は続き、5月はGI戦の完全優勝を含めて11戦8勝をマーク。3度の2着は全てスーパーハンデ（主力陣より10メートル後ろからスタートする）に置かれたレースで、結果的には2連対率100%の脅威的なアベレージを残した。

1月のGIスピード王決定戦と5月のGI開場記念ゴールデンレースに続く、浜松のグレード3連続Vに向けて不安な要素は全く見当たらない。心技体が充実しており、文字通り圭一郎の「1強モード」になりそう。

鈴木宏和、佐藤貴也ら地元S級陣も見せ場作る

ダッシュ戦に定評のある鈴木宏和と佐藤貴也、2月のSG全日本選抜オートレース(川口)で9年ぶりにSG戦を制した金子大輔、実力派レーサー伊藤信夫と木村武之らの地元S級陣も見せ場を作ってくる。

若井友和、永井大介、森且行の25期軍団にも期待

川口からインファイター若井友和、抜群の実績を誇るダブルグランドスラマー永井大介、常に注目が集まる森且行も参戦。業界をリードしてきた25期のスター軍団が、どんなパフォーマンスを見せてくれるのか期待感は高まる。

同じく川口の若手ホープ上和田拓海、浜松バンクを得意とする女子実力NO.1の佐藤摩弥、史上最多勝利など輝かしい数字を残してきた伊勢崎のレジェンド高橋貢、飯塚主力級の篠原睦、岩見貴史、長田稚也らも上位争いに浮上する。