荒尾聡が大会連覇「試走タイム以上の手応えあった」/伊勢崎

伊勢崎

大会連覇を達成し賞金ボードを掲げる荒尾聡(撮影・木村重成)

ナイター開催の最終日12Rで優勝戦が8周回、0、10メートルのハンデ戦で争われた。荒尾聡(42=飯塚)が2周3コーナーで先頭に立って押し切り、大会を連覇しGIIは11度目、通算74度目の優勝を飾った。2着は早川清太郎、3着は中村雅人、1番人気の青山周平は4着だった。

荒尾聡の懸命な整備が実った。そして、ライディングテクニックをまざまざと見せつけた。スタート速攻で2周3コーナーで先頭に立つと、まずは青山周平が襲いかかる。そこを何とか堪えたら、外から内から中村雅人が揺さぶりをかける。そして最後は早川清太郎。荒尾の隙をうかがうが、荒尾は競走車を内に外に縦横無尽に操り、追撃を耐え切ってトップでゴールした。

ゴール後、まずは共に戦った選手たちのところへ直行。「ペースを上げられる自信もなくて、ああいう(後続を抑える)レースになってしまった。何人かに迷惑をかけてしまった。そこは反省したいです」と、口にした。

ただ整備でエンジンは仕上がっていた。

「試走は久々にすごく手応えが良かったけど、スタートラインについて、あれ?って感じはあった。それでもそんな悪くはなかった。(整備の)手を動かした成果ですね」

競走車の整備にずっと向き合った結果、正解を導きだして稲妻賞連覇を決めた。

そして詰めかけた伊勢崎のファンにも感謝しきりだ。

「伊勢崎のファンの皆さんは最高です。ありがとうございます、(所属は)飯塚なんですけど遠征で来ているにもかかわらずこんなにたくさんのお客さんに残っていただき本当に嬉しいです。伊勢崎、大好きなんで、これからも応援よろしくお願いします。伊勢崎のファンの人々は本当に熱い。地元みたいです。本当にありがたい」とファンの声援を力に勝てたことを素直に喜んだ。

次走は16日からの飯塚普通開催。次の地元戦へ向け、気合を入れ直した。

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