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日本トーター・日刊スポーツ杯 GII 稲妻賞 展望
日本トーター・日刊スポーツ杯GII稲妻賞が6月5日~9日の5日間、伊勢崎オートレース場でナイター開催される。
SG16冠の現役最強レーサー青山周平を筆頭に、高橋貢、早川清太郎の「地元3強」がシリーズの中心。前回大会覇者の荒尾聡や中村雅人、加賀谷建明、佐藤貴也、中村杏亮らの外来勢も勝負強さを発揮する。
S級1位の青山周平が2カ月ぶりホームでパワー全開
全国ランクS級1位の青山周平が、約2カ月ぶりにホームバンクに帰ってくる。3連勝の完全優勝で高橋貢の持つデビュー最短記録を更新する通算100Vを達成した、4月6日の普通開催以来の登場となる。昨年の青山は、3度SGタイトルを獲得。年間97勝の新記録を樹立して、23年のMVP&賞金王にも輝いた。そして今年4月の飯塚オールスターでは、ライバル鈴木圭一郎との直接対決を制して通算16度目となるSG制覇を果たした。直前のGII川口記念は急きょ欠場となったが、気持ちをリセットして自身51度目のグレードレース制覇にパワー全開で突き進む。
レジェンド高橋貢と早川清太郎も地元で観客沸かせる
レジェンド高橋貢と地元の看板レーサー早川清太郎も、久々のGII制覇に向けて照準を合わせる。最多勝利記録保持者の高橋は、近況も安定したレース運びで活躍を続けている。世代交代が著しい中で、年齢が50代になってもトップクラスの戦力を維持。内外自在のハンドルワークは健在だ。
多くの伊勢崎ファンを魅了してきた早川にも、期待度は高まる。好調時の強さは影を潜めているが、これまで伊勢崎走路では抜群の実績を残してきた。定評の攻撃力を駆使して、観客を沸かせる。
中村雅人や佐藤貴也、昨年覇者の荒尾聡ら実力者集結
川口のグランドスラマー中村雅人、常にその動向が注目される森且行、攻め果敢な平田雅崇、全国屈指の雨巧者として評判の加賀谷建明、浜松のインファイター佐藤貴也、昨年大会の覇者で西日本エース格の荒尾聡、着実に力を付けている飯塚の中村杏亮、総合力の高い山陽の丹村飛竜らも上位進出を狙ってくる。好メンバーによる、ハイレベルな上州決戦が幕を開ける。
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