ミッドナイトオートレース（飯塚・10/23～10/25）【展望】をアップしました

10月の飯塚ミッドナイトオートレース第3弾は、10月23日から25日まで開催される。

S級は地元の岩見貴史と滝下隼平の2選手が出場予定。決定力ある岩見は、9月23日の飯塚普通開催でミッドナイト通算4度目の優勝を飾っている。快速派の滝下も、課題のスタートを修正してV争いを演じる。両者は10月5日の飯塚ミッドナイトで優出（岩見は2着、滝下は6着）。ともに試走3秒30をマークしており、機力面は充実している。

A級ながらSGタイトルホルダーの久門徹と田中茂の26期コンビは、トップクラスの戦力を誇る。鐘ケ江将平、桝崎陽介、川口裕司、牧瀬嘉葵、高宗良次、別府敬剛、中尾貴志、辻大樹らも上位進出を狙う。
これに対し、外来勢も見せ場を作る。特に注目したいのは、35期の若手レーサー佐藤励（川口所属）。センス抜群の佐藤は、将来のオートレース界を担う逸材。スピードとパワーを両立しており、果敢な走りで勝負を挑む。川口の泉田修佑、中山透、小原望、山陽の西村義正も一発を秘めている。

女子レーサー3人もシリーズを盛り上げる。川口の本田仁恵、小椋華恋、山陽の松尾彩は、いずれも走法が安定している。中でも、松尾の成長ぶりが著しい。後半の追い上げは、他の選手の脅威になる。

今期はB級に降格となったが、山陽の吉松憲治も侮れない存在。3日間の短期決戦は、見どころ満載のシリーズになりそう。