オッズパーク杯 SG第35回 全日本選抜オートレース 展望

いよいよSG全日本選抜オートレースが、9月22日から福岡・飯塚オートで開幕する。前回大会覇者の荒尾聡に、SGタイトルホルダーとなった篠原睦ら、地元は勢いのあるメンバーがそろう。遠征勢も青山周平、鈴木圭一郎、永井大介、佐々木啓を筆頭に、各地からオート界を代表する選手が集結する。

篠原睦が地元SGタイトルを狙う
篠原睦が2個目のSGタイトルを狙う。8月の伊勢崎オートレースグランプリを優勝し、念願だったSG覇者となった。湿走路でコース取りも難しいコンディションの中、気合の入った仕掛けから最後まで主導権を握り制覇した。次は地元タイトル確保へ突き進む。

荒尾聡は連覇へ存在感を見せる
荒尾聡は大会連覇へ快走する。2月浜松で行われた前回大会で優勝。19、20年にSGオールスターを連覇した実績があるだけに、本タイトル連続Vも現実味がある。ましてや力の入る地元戦なら、今回も力強い追い込みで存在感を見せる。

青山周平、鈴木圭一郎など遠征勢も強豪ぞろい
遠征勢もレベルの高い強豪がそろった。青山周平は今年すでに16度優出し6度優勝（10日現在）。予選から連勝でファイナルまで突き進む圧倒ぶりは、SGの舞台でも抜けたスピードを披露する。鈴木圭一郎も8月川口G1日刊スポーツ・キューポラ杯を制覇して、近況のリズムも好調だ。永井大介は7月飯塚で特別G1プレミアムカップを優勝。多くの実績にまたタイトルを加えた。その他にも浦田信輔、中村雅人、早川清太郎、伊藤信夫、佐々木啓と各地を代表する強者が優勝争いを繰り広げる。