地元の鈴木清が涙のグレード戦初優勝/川口

川口

うれしいグレード戦初優勝を決めた鈴木清(右)が菜乃花さんと賞金ボードを手にする(撮影・海老原実)

地元の23期・鈴木清(45=川口)が、グレード戦初優勝。ファンの歓声に感極まって目を潤ませた。通算優勝15回目。過去に川口競走成績1位、2018年後期ランクで同期トップになった実力者が、念願のタイトルを獲得した。
鈴木が地元ファンの前で執念の走りを見せつけた。素早く仕掛けて2周3角で先頭に立つ。中盤からWグランドスラマーの永井が猛烈に追い上げて射程圏に入れた。7周1角で永井が内に切り込んで先頭を奪う。2角で永井が膨らんだ所を差し返した。「抜かれたら仕方がない。攻められるぎりぎりの所を攻めた」。永井は態勢を立て直し最終1角で鈴木の内に飛び込んだ。勝負あった、と思われたが鈴木はあきらめていなかった。2角で永井に外にいった隙を見逃さず再逆転して先頭でゴールを駆け抜けた。「(グレードレースを)取ることはないと思っていた。信じられないです」。無冠の実力者を返上した鈴木は、令和初のGⅡをゲットして、さらなる高みを目指す。

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