地元の黒岩明(40=川口)が、足周りの不安を解消して機力アップした。2日目終了後にフレームを修正してフォーク周りを扱い、ドドド(不整振動)を直した。準々決勝9Rは序盤で抜け出し、若井友和と荒尾聡の追いを封じた。「大幅にセットを変えて開けやすくなった。エンジンは2日目の状態に戻してタイヤを探す」。準決10RはSG初優出を懸けて気合を注入する。
9Rを勝った黒岩明(撮影・山崎哲司)