松尾啓史(38=山陽)は一戦ごとに調子を上げて準決切符をゲットした。準々決勝5Rは2周3角で抜け出して押し切った。「先頭に立ってからは前後のタイヤの接地感がなくてペースを上げられなかった。エンジンは昨日から良くなっている。練習の感触が良ければ微調整ぐらいで」。リングを交換して半乾き状態のぶち走路に合っていた。準決12Rは3年ぶりのSG優出を目指して気合の走りを見せる。
5Rを勝った松尾啓史はホッとした表情でウイニングランへ向かう(撮影・山崎哲司)