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SPECIAL INTERVIEW 「青山周平選手」

AutoRace 2016.12.13 17:00
青山周平選手

- 今年1年を振り返ってどんな1年だったか

昨年SG初めて勝ってて、オールスターも勝てた。全SG優勝戦にも乗れて3連単にも絡めているから。

- 昨年末のスーパースターを勝って初めてのSG。変わった点は

1回取って気が楽になったというか、やっと取れて完全燃焼した感じだった。でもいい流れで新年迎えてまたSGを取れた。そういう意味で、やっぱり1回取ると違うのかなと思いましたね。

- 船橋からの移籍もあって環境が変わった

廃場になってしまったのは残念。でもそれを受け止めて新天地では選手をはじめ関係者、ファンの皆さんには温かく迎えてもらえた。やりやすい環境で仕事ができている。今は伊勢崎に移籍できて良かったと思っている。それはすごく思います。

- 元船橋の意地、みたいなのは

難しい質問ですね。よく言われるんですけどね。船橋魂とか。でも今は伊勢崎の選手。だから船橋のTシャツとかも着ないようにしています。伊勢崎ファンの方が嫉妬するので。

- 実際、嫉妬されたことはある

「いつまでもそんなこと言ってないで」ってとか。嫉妬というか激励ですね。船橋でずっとやりたかったとか、そういう問題ではない。今は本当に、新しいところに行けて良かったと思えている。家を引っ越したような感じ。よりよい環境を用意したかったし、周囲の人にも協力してもらってやれていることが結果につながっている。

- 今年は鈴木圭一郎選手も最年少SGを取るなどブレイクした

スピードもあるし整備力もある。グランプリと選手権負けてよく分かっている。このままじゃ終わらせない。やられたらやり返すという気持ちでいる。後輩だけど、そういうのは関係なく。上から見るわけではない。やられたらやり返したいという気持ちが強い。

- 鈴木圭一郎選手が勝てている要因をどう見る

整備もうまい。いつも好調を保っている。僕は整備が下手。整備力を行かせるライディングを持っている。なんでああいうふうにエンジンを出せるのかとか、単純に思う。

- 迎え撃つ立場として思い描く戦い方は

状況や展開にもよるけど、まずは自分に足りないところを補いたい。整備面を含めてカバーした。それが出来れば勝てると思っている。圭一郎だけじゃなく速い選手はたくさんいる。圭一郎を見て学ぶところもあれば他の選手を見ても学ぶところはある。まだまだ足りない部分がたくさんあると自覚している。足りないところを補うには時間もかかる。着実にやっていきたい。

- 現時点でマシンの状態などは

悪くないけど自信を持ってスタートに並べる状態ではない。もっともっと仕上げていかないと厳しいかもしれない。ベースを良くしないと。

- もちろん頂点を狙っていると思うが意気込みは

焦ることなく、冷静にいつも通りレースして素直に結果を受け止めるだけ。スーパースターだからなんかしなきゃとかなく、いつもの流れで一番調子のいいところを持ってくるだけ。勝ちたいからやっている。

- ロードレーサーの時と勝負への気持ちは変わらない

基本的には一緒ですね。みんなでレースして順位を争うのは一緒。3歳からバイク乗って30年近くになる。年々、モチベーションは上がっている。いつまでもそれを保ち、空回りしないように。

- 現時点で足りないところは

一言じゃ言えないですね。整備、走り・・・ですかね。ざっくり言えば。

- レース前にこれだけはやることは

体調管理と体重コントロールですかね。技術がない分、計量して自分に出来ることはやる。レース場に来たら1日1食。普段もメリハリはつけてって感じですかね。あまり体重も落ちなくなってきたので。

- 乗り方で改良などはしている

乗り方は気にしている。速く走れることが一番で常に模索中。常にクエスチョンを持つようにしている。「あの人はなんで速いんだろう」とか「なんでこう乗るんだろう」とか。そういう感じですかね。今の乗り方はいいところもあるし、悪いところもある。今の乗り方にこだわるわけではない。いろいろなことを理解して自分なりのベストを探していきたい。

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