1周500m、最高速度150km/hで行われる極限のレース、オートレース。
様々なドラマが生まれるオートレースとはどんなレースなのでしょうか。
ここでは、レースの流れや仕組み、種類などレースについてご紹介します。
レースは通常、1日に12レースが行われ、8車が6周回して順位を競います。
また、レースがスタートする前にも選手紹介や試走といった見どころがあります。
試走開始前に行われます。誘導車に従い、出走する選手は1号車から順に8号車まで一列縦隊になってコースを1周します。
選手紹介が終わると、当日の選手と競走車の調子を見せるために、500mのコースを全力で一周走ります。その時のタイムは5で割って100mあたりの平均タイム(秒/100m)で発表され、購入する車券を予想する際の目安となります。
試走が終了し、最終検査を受け異常がなければ出走が確定。同時に、車検の発売が開始されます。選手は、レースまで走路内のピットで待機します。
選手はエンジンを始動させ、ピットから出て、各自の発走位置に付きます。大時計(発走合図機)の針が12時を指したら、一斉にスタート。
レースは通常6周回(3,100m)で行われ、大きなレースでは8周回ないし10周回で行われます。
最終周回の4コーナーを立ち上げりゴールイン。チェッカーフラッグが振られます。
レース終了後、勝車が決定し、払戻金額が確定します。
レースには、SGレース・GⅠレース・GⅡレース・普通レースの区分があります。一年のレースの集大成と言えるのが、年末に行われるSGスーパースター王座決定戦で、一年間のすべてのレースは、このレースにリンクするように構成されています。12月31日の最終レースに、オートレースの最高賞金である3,000万円を掛けた大一番が行われ、その年最も輝くレーサーが決まります。
1989年6月、伊勢崎オートレース場で、初めてナイターレースが開催されました。その後2005年には飯塚オート、2015年には川口オートでもナイターレースが開催されるようになり、現在3ヶ所のオートレース場で、ナイターを楽しむことが出来ます。仕事帰りなどにも楽しめるナイターレースはオートレースの楽しみを広げてくれました。
夜間の騒音対策の一つとして、川口や飯塚では消音マフラーが使用されており、これは最大で約90%の音量削減効果が得られると言われています。
一日の終わりに、ゆっくり楽しんで頂けるミッドナイトオートレースは、概ね20時30分〜23時30分間の間、飯塚オートと山陽オートで無観客レース(レース場にお客様を入れない)が行われます。
車券の購入はインターネットでのみ可能で、「Autorace.jp投票」と呼ばれる銀行決済(楽天銀行・PayPay銀行・三井住友銀行・ゆうちょ銀行)および、クレジットカードやコンビニ決済のマルチ決済がご利用頂けます。
また民間が運営するポータルサイト(オッズパーク・Gamboo・チャリロト)からもご購入可能です。
アーリーレースは、通常のレースより朝早い午前9時過ぎに第1レースが、14時頃には最終の第9レースが発走して一日のレースが終了するレースで、浜松オートで開催されています。
オートレースはより多くのお客様に楽しんで頂けるように、午前9時過ぎから始まるアーリーレースから、深夜24時前まで行われるミッドナイトレースまで、様々なレースが開催されています。