ラ・ピスタ新橋 PRESENTS SG第38回スーパースター王座決定戦 展望

川口

年末恒例のスーパースターフェスタ2023が、今月27日に埼玉・川口オートレース場で開幕する。昨年に続いて、今年も消音マフラーでレースが行われる。前回大会覇者の鈴木圭一郎(29=浜松)と、SG3連続優勝を狙う青山周平(39=伊勢崎)の「2強」がV有力候補。メインのSSトライアル戦では、選ばれた精鋭16選手による5日間の白熱したバトルが展開される。

鈴木圭一郎が2連覇へアクセル全開

全国ランクS級1位の鈴木圭一郎が、シリーズ2連覇に照準を合わせる。23年は2月の全日本選抜と、4月のオールスターでSG戦を制覇した。しかし、8月のSGオートGP優勝戦のレース中に肋骨(ろっこつ)を疲労骨折。それでも、11月の浜松SG日本選手権では優勝戦で2着に入り、役割を十分に果たした。本番までにマシンを完調に仕上げ、圧倒的なスピードで大会をリードする。昨年に続く賞金王&MVPの獲得へ、アクセル全開で最終決戦に挑む。

青山周平が2大会ぶり奪還へ着々

実力No.1の青山周平も、2大会ぶりの奪還に向けて始動する。8月の伊勢崎オートGPで今年初のSG優勝を決めた青山は、続く9月の特別G1共同通信社杯プレミアムカップと11月のSG日本選手権も制した。SS王座決定戦5度目(19~21年は3連覇)の栄冠へ、「最強戦士」はプライドを胸にライバル鈴木との直接対決に立ち向かう。

若手ホープ黒川京介もV候補に浮上

世代交代が著しいオートレース業界。その中でも若手ホープの黒川京介をV候補に挙げたい。21年のSS王座決定戦では、青山、鈴木と壮絶なバトルを演じた(結果2着)。今年8月のSGオートGPと9月の特別G1共同通信社杯プレミアムカップでは、優勝戦2着(いずれも優勝は青山周平)の大活躍。勢いある新戦力を3番手に評価する。

佐藤摩弥が女子初のSG制覇目指す

女子No.1レーサーの佐藤摩弥も注目度は高い。これまで佐藤は、あらゆる分野の「女子史上初」となる記録を樹立。今では全国区の一流選手にまで成長した。今年は、4度のうち3度のSGで優出(オールスターは優勝戦2着)。7月の日刊スポーツ・キューポラ杯では、女子初となるG1タイトルを獲得するなど選手生活で最高の成績を残した。定評のダッシュ力は一級品。女子選手初のSG制覇も夢ではない。

初出場の鈴木宏和と長田稚也も注目

川口のグランドスラマー中村雅人と永井大介、伊勢崎のレジェンド高橋貢、速攻派の西原智昭、浜松SGタイトルホルダー金子大輔、佐藤貴也、伊藤信夫、飯塚2枚看板の有吉辰也、荒尾聡、山陽のエース松尾啓史も最大限のパフォーマンスを披露する。
浜松32期の鈴木宏和と飯塚34期の長田稚也が、待望のSSトライアル戦に初出場を決めた。鈴木は全国トップ級のスタート力を生かす。将来の西日本エース候補として期待される長田も楽しみな存在。夢の舞台に全力でチャレンジする。新旧の代表が出場する、話題性の多い大会。各選手が、全国のオートレーサーの頂点を目指す。令和5年のラストを飾る、感動のドラマが始まる。

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