九州スポーツ杯 GI 第58回スピード王決定戦 展望

山陽オートのGI第58回スピード王決定戦が、16日から20日までの5日間で開催される。走路改修後初めてのグレードレースで、迫力あるスピード戦が繰り広げられそうだ。その新走路で丹村飛竜は連続優勝を決め好調。遠征勢も鈴木圭一郎を中心に強力なメンバーがそろった。

新走路で連続Vの丹村飛竜がけん引

新走路で既に連続優勝を決めている、丹村飛竜がシリーズをけん引する。山陽オートは8月から11月まで走路の全面改修を実施。走路の状況が大きく変わった中、丹村は普通開催、ミッドナイト開催の晴雨両方で圧倒的なスピードを披露した。山陽では小林啓二杯、ミッドナイトチャンピオンカップとGIIタイトルが2個ある。そろそろ地元のGIタイトルもゲットしたいところ。好調な走りで白星を重ねる。

前回覇者の松尾啓史が意地を見せる

松尾啓史は山陽ランクトップ、そして前回大会覇者として意地を見せる。前回大会は2日目から4連勝の準パーフェクトV。優勝戦も力強い追い上げだった。年末のスーパースターも控え、強豪同士の戦いでペースアップを狙う。佐々木啓、岩崎亮一、長田恭徳、岡部聡、角南一如、浜野淳と地元S級がフル参戦。加えて飯塚記念で優出した丸山智史もペースは上々だ。

年末見据え鈴木圭一郎や佐藤摩弥も参戦

17、18年の当大会を制している、S1の鈴木圭一郎も参戦する。その他にも佐藤摩弥、高橋貢、荒尾聡、永井大介、金子大輔、西原智昭とスーパースターがこぞって参戦。年末決戦に向けた最終調整へ、全力でぶつかり合う。