「オールスター」は、ファン投票で選出された選手が集結するSG。ムキになって”ガチンコ予想”するよりも、好きなレーサーの車券をたくさん買って、思い切りエンジョイしましょうよ!ボクのヒーローは永井大介です。準決勝1着の後、彼のロッカーを訪れたら、密着取材した暮れのSS戦、今年2月の全日本選抜の時 と同じように”勝てるオーラ”がムンムン出てました。いけると思います。有吉辰也も買いたい。「スタートは行くよ」と断言。スタートで飛び出せば、簡単に抜かれる選手じゃありません。テクが違いますって、テクが。
選手コメント(優勝戦当日朝練終了後) |
1号車
| 永井 大介 | 1枠を取ったのは、スタートを切らなきゃと自分を追い込むため。昨日のスタートが良ければ3枠とかにしていたかも。今日はスタート行けなければちょっとマズイ感じの出来で、追う展開になると厳しい。スーパースター戦や全日本選抜の時と比べると落ちる。オートグランプリの時と同じぐらいかな。準優勝戦はタイヤが流れたり、ドドドも少しあった。新マフラーは、音で判断できず、いまだ掴めていない感じ。タイヤはプレミアムカップ(川口)の優勝戦で使ったものに交換。整備はこの後電気位置を扱うぐらい。試走は32から30ぐらい出れば。 |
2号車 | 田中 茂 | マシンは文句なし。タイヤは09番の新品をアタリつけし、朝練の感じは良かった。昨年の日本選手権を勝った時と同レベルにある。最近スタートが切れているのは「新マフラー効果」でしょう。枠番については(選択順トップで)かなり悩んだ。3枠にいくと外隣が(スタート早い)有吉選手になりそうなのと、SG初優勝の時が2号車だったので2を選んだ。永井選手が3枠にいくと思ったが。試走は32~30ぐらいで。 |
3号車 | 早川清太郎 | 準優勝戦は岡部選手との競り合いで8周が短く感じた。SG優勝戦のプレッシャーは微妙にあるが、同じ伊勢崎の先輩・高橋貢選手もいるので心強い。整備はヘッド回りの調整とリング交換程度。タイヤは良い番号のものに換えるつもりだったが、朝練で跳ねが出て良くなかったので、元に戻すか、それとも更に別のか思案中。両脇がスタート早いが、自分がトップスタート行くつもりで(笑)。枠番は空いていた3と6を冷静に比べたとかではなく、赤が好きだったから。同期の岩科選手も乗っているが、負けたくない、という気持ちはある。試走もできれば一番時計を。 |
4号車 | 有吉 辰也 | オールスター連覇へのこだわりは特になく、プレッシャーもない。朝練でのエンジンは昨日と同じレベル。タイヤも昨日のものをそのまま。新マフラーに合う(飯塚での)セッティングは、今回のオールスターで掴めた。現時点で問題点もない。もちろんセンターからスタート切っていくつもりだが、朝のスタート練習で永井大介選手と2回やって2回負け、自信を失くしている(笑)。でも、今回はスタートタイミング自体は遅れても、その後伸びるので。試走は31か32出れば。右隣(高橋選手)はあまり意識せずに。 |
5号車 | 高橋 貢 | 準優勝戦は4日間で一番の出来。今日はタイヤは準決勝のままで、下回りとロッド交換ぐらい。課題だったエンジンの重さは、今日の朝練では解消した。さしたる上積みはないが、良いレベルだと思う。5枠を取ったのは、有吉選手のスタートに乗っていきたいので。今回は久しぶりに同地区の若手(早川選手)が優勝戦に乗ってきたので嬉しいし、心強い。伊勢崎でワンツー決めたいですね。試走30は出したいですね。 |
6号車 | 西村龍太郎 | 今回は総じて高いレベルで安定している。2日目の試走3.39はフロントタイヤが滑ってしまったため。タイヤは昨日新しいのをアタリつけしたが、朝練でドドドが出てしまい、また交換。ついさっきの練習でつけた新タイヤ(09番)が良かったので、それで。トップスタート希望だが、4・5番にうまく乗っていく展開でも。SG初優出(5年前)の時よりプレッシャーはなく、平常心で臨めそう。試走は、高橋選手に引っ張ってもらって早いタイムを出したい(笑)。 |
7号車 | 岩科 鮮太 | 準優勝戦は、前を行く池田選手よりも自分の方がかなり強めで、すんなりと抜ける感じがした。整備はバネの点検ぐらい。タイヤは昨日のまま。初のSG優勝戦で、気持ち的にはちょっと落ち着かない。枠は、包まれる内側よりはむしろ外の方が良い。スタート3~4番手で出られれば。道中は照ると滑りが出るので、なるべく冷えてくれた方が良い。試走は32は出さないと話にならないでしょう。未知の10周戦への心配もあるがレースを楽しみたい。 |
8号車 | 重富 大輔 | エンジンは満点以上の出来。本当にいいです。アタリつけをした新タイヤ(09番)も朝練ではかなり良い感じで、これも上積みですね。10周戦のイメージは何もないですし、大外からのマクリスタートが決まった記憶もあまりありませんが、スタートはどうあれ、捌けるアシはあると思います。でも腕がないんで(笑)。整備はバネを扱う程度。気候的には照った方がいい。とにかく機は最高の状態で、昨日の準優勝戦を走っている時点では「これ、優勝できんじゃ?」と思っちゃいました(笑)。試走は前日(35)以上出ればいいと思っています。 |
選手コメント |
1号車 | 永井 大介 | スタートは集中力が足りなかった。先頭に立ってから、タイヤが滑って、跳ねて、ゴツゴツした感じがあったので、タイヤを換えていく。エンジン的には手前から中間がよくなったが、流れ込みとスムーズさに欠けていた。キャブを扱って夕練で乗ってみる。明日はスタートに集中して挑みたいです。 |
2号車 | 田中 茂 | スタートは練習から時計が見えていて、エンジンがいいので、チェンジ入れてから伸びる。エンジンは、ヘッド廻りを扱い、昨日より伸びがよくなり、昨年の選手権を獲った時のいい感じ。バネを点検して、タイヤは同じ番号で新しいものを作っていく。 |
3号車 | 早川清太郎 | エンジンは基本的に悪くないが、日が照ると、回転の上がりが悪く、突っ込みにくくなってコーナースピードが落ちる。タイヤは後半スベリ出したので、10周戦を考えると、いい番号のものと換えていく。整備はこれから考えるが、リング交換は考えている。明日はもう少し落ち着いてレースをしたいです。 |
4号車 | 有吉 辰也 | スタートは両側から出られたが伸びてくれました。キャブ、電気を扱って、コーナーに余裕が出て、最近の中ではエンジンはいい感じ。欲を言えば、メリハリが欲しい。タイヤは明日も同じものでいく。飯塚AS7連覇はやり遂げたいです。 |
5号車 | 高橋 貢 | 今日はタイヤがよかった。エンジンは手前の感じは良かったが、重い感じで、流れ込みがもう少し欲しい。スタートは今日ぐらい切れればいいと思います。これから車を点検して整備を考えたい。 |
6号車 | 西村龍太郎 | 腰周りは不安がなくなった。永井選手に引っ張ってもらったが、後半は内から抜かれないようコースを守って走った。エンジンは悪くなく、乗りにくくもないので、もうこのままでいく。リヤタイヤが滑って、低いので、同じ番号のもので当たりつけしてみる。スタートは今日、時計を見すぎました。 |
7号車 | 岩科 鮮太 | 今日のタイヤは跳ねもなく、よかった。明日は同じ番号のものを当たりつけしてみて、跳ねたら今日のものを使う。エンジンはバネを換えていったが今日が一番よく、乗りやすいし、止まりがいい。明日に向けて、バネの点検程度。スタートは今日少し遅れたが、最近並みには切れている。 |
8号車 | 重富 大輔 | 中村選手、浦田選手の後ろにつけた時、まだ余裕があったので、うまく一車づつ捌いていけた。電気とキャブを扱って、今日は、エンジンとタイヤもしっかりしていて、満足している。スタートはなかなか思うように出れないですね。タイヤはこれから点検して判断したい。 |