木村武之(39=浜松)が3年ぶり3回目の大会優勝に王手をかけた。準決9Rは5番手スタートから追い上げ、4周3角で岩崎亮一をとらえて2番手に。先に抜け出した高橋には車体を併せるまでには至らなかった。シリンダーとピストンを交換し、初日のヘッドに戻して状態が上向いた。「地元の選手権なので優出で満足することなく、出来る限りのことはしたい」。上積みを求めて整備の手を緩めない。