準決9R、先行する高橋貢を逆転できず2着の木村だったが、レース後は「スタートで遅れて最高ではなかったけど、まあまあの展開だったと思う」と地元SGでのベスト8入りにホッとした表情をのぞかせた。
直前の地元普通開催(10月25~27日)でクランク交換を決断して完全V。万全の準備で臨んだはずの今シリーズだが、ここまで2、2、5、2着と未勝利。それでも「SSトライアル戦のポイントも欲しかった」とモチベーションが下がることはなかった。優勝戦は簡単ではないメンバーがひしめくが「地元の選手権だし、できる限りのことをしたい。スタートは気持ちの問題。集中し直していく」と持てるパワーを全開にして臨むだけだ。