地元浜松32期は鈴木圭だけじゃない、と言わんばかりに中村友が初日8Rで4着に踏ん張った。その初日8R。2枠から先行ペースと思われたものの、課題だったスタートが「行けなかった」と絶体絶命の8番手発進。しかし、そこから気迫の追い込みで4人をさばいた。上がりタイムは3秒419とまずまずの数字。自らが招いた厳しい展開だったが、むしろパワーの素晴らしさを証明した形だ。
レース後は「エンジンは本当にいい状態だと思う」と繰り返していた中村友。オープン戦の選手権ではスタートの良否が着順に響いてしまうものだが、2日目7Rは7枠と極端に包まれることはなさそう。力強いパフォーマンスで地元ファンに存在をアピールする。