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【報知提供】3日目を終えて、エンジン番付の両横綱はこのふたり(青山周平&佐藤貴也)

伊勢崎

ライバルたちよりも、敵はハンデか。 スーパーハンデを課せられた青山周平が3日間の予選、準々決勝戦を戦い終えた。 結果は2、2、6着。ひとつの勝利もマークすることはできなかったが、状態は自身も対戦相手も誰もが認める最高の出力を示し続けている。 「いやあ、厳しいですよ、このハンデは(顔を崩して大きく苦笑い)。 初日の番組を見た時に、こりゃあとんでもないところに置かれたなあと思いましたよ。 誤解のないように言うと、このSGメンバーを相手にスーパーハンデから追っていくわけですから、 負けても当たり前というか、いや、勝てなくても仕方がないという表現がぴったりですよね。 でも、ひとつだけいいことがあります。もう、ここまでハンデが厳しくなると、逆にリラックスできます。 絶対にスタートを決めないといけないとか、そういう変なプレッシャーからは解放されます。まあ、それぐらいこのハンデはきついわけです(苦笑い)」 それでも、初日、2日目とタフな相手に2着まで鋭く追い込んだ。 「はい、自分でもすごいなと思います(笑い)。相当エンジンが良くなければ、ここまでは追っていけませんからね」 そして、笑顔いっぱいに「もう少し欲しいところがないわけじゃないですが、エンジンは本当にいい!素晴らしい状態です!(こんな発言、彼の口から初めて聞きました) 準々決勝戦は6着に負けましたが、エンジンが原因じゃない。序盤をうまく運べなかったことが敗因です。 状態は変わらずにいい。 準決勝戦はさらにすごい相手がそろいますが、とにかくこの状態でどこまで戦えるかですね。 スタートですか?これだけ速い選手たちを後ろから食えるわけじゃないじゃないですかあ(苦笑い) 後手を踏んだ選手のすぐ後ろにつけて、食うのではなく、少しでも追いつきたい」 最後に結んだ本人の言葉が今の絶好調ぶりを何よりも表している。 「1級車に乗り替わった直後は、本当にいい状態でした。でも、その時と同じぐらいはあるかもしれません。 そして、当時の自分はまだ怖い物知らずでした。デビューしたばかりだったので。でも今は、経験を積んで冷静にいることができています」 エンジン状態はキャリアの中でもマックス級、さらに自身の進化も感じ取っている。 もはや、本当に彼の最大の敵は過酷すぎるハンデなのかもしれない。

青山のエンジンはケタ違いだが、佐藤貴也のパワーも負けていない。 「初日と3日目は早川清太郎に負けましたが、彼を追って行って、さらに差をグイグイと詰めていけたし、自分のエンジンは相当やばいですよ! 伊勢崎のナイターであの早川清太郎と差がないレースができるんだから、これはマジですごいことです(笑い)」 佐藤はどの選手よりもポジティブ寄りの発言をアナウンスするレーサーだが、今回ばかりは上げ底のサービスコメントではなさそうだ。 冷静に佐藤の動きを見つめる岩見貴史がこう耳打ちしてくれた。 「今節で仕上がっているのは、もう間違いなくタカヤでしょう。一緒に練習で併せましたが、自分のエンジンも結構いいなと思っていたのに、 さらにその上を行っている動きでしたからね!かなり強烈でしたよ」 その言葉を横で聞いていた青木治親も「すごいってタカヤでしょ!?そうだね、タカヤの動きは本当にいいよねえ~」と同調していた。 「久しぶりに大きなところで仕上がった」とテンション上がる佐藤だったが、この大事な局面で自身の必殺ワザに今回に限っては不安ありと話す。 「エンジンはマジでいい。特に直線の動きはすごい。でも、なぜか今回はスタートが自分らしく行けない。 初日からそうなんですが、タイミングが難しいし、まだ一度も納得のスタートが行けていません。3日目もひどいスタートでした。浮いてしまったし、最悪でしたよ!」 本人は「とにかく準決勝戦までに練習で修正する。何とか集中して切りたい」と気合を込めていたが、果たして自慢のダッシュはよみがえるか。 前にせり出れば、このエンジンなら大きな成果を手にするチャンスは十分だ。

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