オートレース ウーマンズリーグ開幕迫る!
オートレースの走路にスピードに恋した8名が駆け抜ける。 スーパースターフェスタ4日目の12月23日(祝)の第7レース発売中に、女性ライダーによる4周回戦レースが行われます。 先導車による誘導・選手紹介、ハンデ戦、発走合図機によるスタートとレースの流れはオートレースと同じ(ただし、試走はありません)。ライダーは左足に鉄製スリッパを履きコーナーを攻め、バイクはレースチューニングを施しマフラーからのエキゾーストノートは、まさにオートレースそのもの。初の試みとなるこのレースをぜひ川口レース場にてライブでご覧下さい。レース出走表は12月19日に発表予定です。 また、今後も各レース場にて開催する予定です。詳細が決まりしだい当HPにてお知らせいたします。 秘密裏?に行われた養成所での走行練習。 ‘06秋 茨城県つくばサーキット内にある選手養成所の走路に久々にエンジン音が響き渡った。 緊急招集された女性レーサーの面々。レース経歴やバイク経験は様々でもバイクに注ぐ情熱は皆一途。 ただし、通常のサーキットやレースコースと違ったオートレース専用の500mのオーバルコースをどうやって走るのか?どうすればコーナーを綺麗に速く曲がれるのか? この問題を克服するための練習走行が続いたが、彼女たちの持って生まれたレース魂があっさりとこの難題を解決してしまった。あとは、模擬レースを繰り返し、いざ12月23日を待つのみである。 この企画は、全日本ロードレースの女性ライダーの草分けとして80年代に活躍した 井形マリさん 及び 井形マリさんがレースを引退した後女性ライダーの育成とバイクのイメージアップを目的に設立した団体 チームマリの協力のもと実施することとなりました。 また、使用バイクは(株)スズキ製の250cc市販車グラストラッカー ビッグボーイ250ccを使用、そして、ロードレースで数々の実績を残す(株)レーシングサプライにチューニング等のメカニカル部門を担当していただいております。 ~ 井形マリさんのコメント ~ このたびチームマリでは、日本小型自動車振興会より女性ライダーのエキシビションレースの依頼を受けました。オートレースは今まであまり馴染みのない世界でしたが、これを機に女性ライダーのイメージアップや認知度を高め、本来のチームマリの目的である『二輪の社会を女性の立場で正しく広めていくこと』を念頭におき、今回の活動に協力することと相成りました。 チームマリは1989年発足以降、女性レーサーの育成に始まり、女性専用のライディングスクール、クラブなどの活動を続けております。日本小型自動車振興会からは当初、女性ライダーを紹介してほしいという依頼から話が始まりました。しかしエキシビションとはいえ、まったくレース経験のない女性には難しいイベント内容です。そこで現役レーサーや元レース経験者を中心にメンバーを集めました。井形とも(元GPロードレーサー)・丸山美由貴(現国際ロードレーサー)・五十嵐昭子(現ダートトラックエキスパートジュニア)・水出真澄(現ダートトラックエキスパートジュニア)等、女性ライダー13名が、今秋より練習に励んでおります。 ぜひ、オートレースファンの皆様には12月23日(祝)、川口オートレース場にお知り合いお誘い合わせの上、お出でいただければ幸いです。 チームマリ代表 井形マリ
~ 井形マリさんのプロフィール ~ 1978年 | ロードレースデビュー | 1982年 | 国際A級昇格 全日本選手権125ccクラス参戦(年間ランキング5位) 鈴鹿8時間耐久レース出場などの実績を残す | 1987年 | 引退 | 1988年 | チームマリを結成 | 1989年 | 安全運転指導及び指導員の育成を始める | 1992年 | 自ら企画したスクールを鈴鹿で開催し、翌1993年本田技研工業主催となる | 2000年 | 総務庁・日本自動車工業会より二輪を通じて社会貢献をした個人・団体に贈られる『バイクにフレンドシップ大賞・特別賞』を受賞 | 2004年 | チームマリ・メインスクールを「チームマリモーターサイクルレッスン」と改称、これを主催 |
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